岐阜県養老町にある養老天命反転地をご存じでしょうか。
過去にスマスマというテレビ番組で、菅田将暉さんや草彅剛さんによって、紹介されたこともあり、当時は多くの人が遠くから訪れたようです。
一見堅苦しい名前ですが、中に入るとそこは不思議な世界が広がっています。写真でみるのと、実際行って体験してみるのとでは全然違います。
一風変わったアートの世界とアドベンチャー(冒険)のような世界が織り交ざった「体験型アートアドベンチャーワールド」とでもいうべきこの養老天命反転地は、ここでしか味わえない魅力的な空間である反面、意外と危険な箇所もありますので注意が必要です。
この養老天命反転地の魅力と注意すべき点、営業時間、アクセス、料金などの基本情報についてご紹介したいと思います。
1.養老天命反転地の魅力
体験型アートアドベンチャー
この施設は、世界的に有名なアーティストである荒川修作氏とその妻マドリン・ギンズ氏(アメリカのアーティストであり詩人)の長年に及ぶ構想により創り上げられた壮大な体験型のアート作品です。
この体験型というところがポイントで、写真でみただけでは分からない平衡感覚の狂いや、急斜面や高低差のある場所を歩くスリルなど、おそらく今まで感じたことのないアートを肌で体験できると思います。
「家」をモチーフにした作品の中には、反転したベッドや机などがあり、また中は迷路のようになっていますので、子供は結構楽しんでグルグル回っていました。
また、暗闇の中を歩いたり、ロープを使って斜面を降りたりと、ある意味冒険感覚で広大な敷地内を回ることができます。
写真映え(インスタ映え)
奇抜なアートを中心とした写真を撮っても面白いですし、巨大なアート作品の一部として人間が映り込む構図で撮っても面白い写真になると思います。さらに、丘の上から見渡す平野と奥の山々をバックに壮大な自然を捉えることができます。
はやりのインスタ映えすること間違いなしだと思います。
2.注意すべき点
運動靴・スニーカーがおすすめ
平衡感覚が狂わされるような世界です。急な斜面や階段、高低差のある箇所を歩きますので、女性はヒールでは怪我をする恐れがあります。
また、脱げやすいサンダルもやめたほうがいいですね。
動きやすい運動靴やスニーカーで行くことを絶対おすすめします。
もし、忘れた場合は無料で借りることもできますので、事務所で尋ねてみましょう。
ヘルメットの無料貸し出し
危険な場所もありますので、不安な方は事務所でヘルメットを借りるとよいでしょう。無料で貸してくれます。
雨の日の後で地面が濡れているときなんかは特に滑りやすく危ないですので、ヘルメットを借りるとよいと思います。
トイレは事前に
上の方の全体地図を見てもらうと分かるように、広い敷地にもかかわらず、トイレが入口付近と出口付近にしかありません。
特に子供と一緒に行く場合は、入口付近のトイレで事前に済ませてから回りましょう。
3.養老天命反転地の基本情報
住所 電話 | 岐阜県養老町高林1298-2 0584-32-0501 |
営業時間 | 9:00~17:00(最終入場16:30) |
休園日 | 月曜(月曜が祝日の場合は翌日) 年末年始(12月29日~1月3日) |
アクセス | 電車:養老鉄道 養老駅から徒歩約10分 車:養老I.C.から約10分、大垣I.C.から約20分、 関ヶ原I.C.から約25分 ※公園管理駐車場は無料 |
料金 | 大 人:710円 高校生:510円 中学生:300円 小学生:300円 ※20名以上の団体割引あり |
まとめ
まだ行ったことがない方は、一度行ってみるといいと思います。個人的にはおすすめの場所です。
子供を連れていく場合は、近くに養老ランドという遊園地や、たくさんの遊具がある岐阜県こどもの国という公園もありますので、1日中遊ぶことができます。