ぎふ長良川鵜飼は、岐阜市で行われる伝統文化のひとつで、観光の目玉でもあります。
開催期間は、毎年5月11日~10月15日までで、鵜飼休みの1日を除いて毎日開催しています。
毎年10万人以上のお客さんが長良川の鵜飼を楽しんでいます。もちろんその中には、はじめて鵜飼を体験する方もたくさんいらっしゃると思いますので、「ぎふ長良川鵜飼」に行ってみようという方のために、疑問点や気になる点、注意すべき点などをまとめてみました。
1.予約はどうやってするの?
予約方法としては、ホームページから申し込む方法と、電話で申し込む方法があります。
ぎふ長良川鵜飼のホームページから予約の申し込みをする場合、[予約]→[申し込み]へ進み、空き状況を確認の上、必要事項を入力していきます。いつでも申し込みできるというメリットがあります。
ただし、申し込みが完了しても予約が成立したわけではありません。鵜飼事務所から予約が成立したかの電話が3日以内に来ます。混雑状況によっては申し込んだけど、予約できなかったということもあります。
一方電話予約の場合は、058-262-0104にかけ、観覧したい日付と人数、名前、連絡先等を伝えます。電話の方がその場で予約できたか確認できるので、確実かもしれませんね。
2.割引はあるの?
JAFが発行する割引券(1枚につき5名まで)
大人料金から300円引き
※7月1日~9月30日は利用できません。(5/11~6/30、10/1~10/15のみ)
(1枚につき1名) うかいミュージアムとの相互割引
大人料金から300円引き
※現金払いのみ
(本人と介護者) 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の提示
大人料金から300円引き
小人料金から100円引き
※現金払いのみ
大人料金から300円引き
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3.開始時間は?終了時間は?
17時45分から観覧船乗り場で、鵜匠による鵜飼の説明があります。はじめての人は是非聞いておいた方が、より鵜飼を楽しめると思います。
ただ、混んでいる時期は人がたくさんいますので、後ろの方では聞こえないです。前の方を陣取りましょう!
船に乗るのは、乗合船の場合は18時15分、18時45分、19時15分がありますが、船内で食事をされる場合は18時15分出航の船に乗った方がいいでしょう。
鵜飼の開始時間は、19時45分からとなっています。終了時間は20時30分ころとなっています。
4.雨でも開催するの?
雨の日でも開催されます。観覧船には屋根が付いているので大抵大丈夫ですが、横から入ってくることもありますのでご注意を。大雨で川が増水したときは中止になりますが、開催期間中、中止となる日は少ないです。でもやっぱり晴れていた方がいいですね!
5.当日行っても乗れるの?
僕は予約でしか乗ったことがありませんが、当日空きがあれば乗船することもできるようです。
当日ふらっと行きたくなった場合は、鵜飼観覧船事務所に電話で問い合わせてみるといいですね。(058-262-0104)
6.トイレはあるの?
一部の船にはトイレが付いています。トイレ付でない場合でも、鵜飼が始まる少し前までは、船は川岸に停泊していますので、その間は船を下りて近くのトイレ専用船を利用できます。ただ、鵜飼がはじまると行けませんのでご注意を!
7.無料駐車場はあるの?
鏡岩緑地というところに無料駐車場はありますが、ちょっと歩きます。(徒歩10分くらい)
岐阜公園HPから引用、加筆
有料駐車場でも1日300円(1時間じゃないですよ)ですので、有料Pに停めちゃってもそれほどの出費にはなりません。
➡駐車場の詳細情報については、こちらも合わせてお読みください。
近くのレストランで食事(弁当)を注文されると、停めさせてくれるかもしれません。僕は、「ルシノワかわで」でお弁当を注文して、車を停めさせてもらったことがあります。
8.公共交通機関で行けるの?駅からどのくらい?
JR岐阜駅から「岐阜バス」に乗って15分くらいで最寄のバス停「長良橋」につきます。バス停から鵜飼観覧船事務所まではすぐ近くです。バスの料金は210円です。
「長良橋」に停まる路線バスは結構本数がありますので、交通の便はいいと思います。
➡参考までに、バスで岐阜公園まで行く方法の詳細情報については、こちらの記事もお読みください。なお、「長良橋」バス停は、「岐阜公園歴史博物館前」バス停の次になります。
駅から徒歩で行こうと思うと1時間くらいはみておいた方がいいと思いますが、時間がある方は岐阜の街並みを味わいながらゆっくりと行かれるのもいいかもしれませんね。(JR岐阜駅から鵜飼観覧船事務所まで3.8km)
鵜飼終了後に岐阜駅方面に行かれる方は、20時30分から21時00の間だけでも5本くらいバスがあるので、スムーズに岐阜駅方面にいけると思います。
9.持ち物はなに?
基本手ぶらで構いませんが、カメラは持っていきたいですね。幽玄な世界を写真に収めておきましょう!
自分で食事や飲み物を用意される方はお忘れなく。
10.5月や10月って肌寒いの?
夜は肌寒くなる場合があるので、ブランケットなどの羽織るものがあるといいかもしれません。
ちなみに、僕は基本暑がりなので10月に行ったときでも半袖でオッケーでした。その日の天気予報などで判断してください。
11.どの時期が混むの?
7月中旬から9月中旬が混み合うようですので、この時期に行こうと考えている方は早めに予約をされるとよいと思います。予約は4月から受け付けています。
逆におすすめの時期は、6月と9月下旬だそうです。
2018年は「女子旅クルーズ」と称して、女性専用船が運航します。(要予約)
12.食事はどこで注文してもいいの?
食事付のセットでなければ食事は付いてきませんので、自分で用意する必要があります。お店によっては船のところまで出前してくれるところもあります。コンビニのお弁当とかでもいいですし、ピザを配達してもらってもいいですね。気になるお店があったら電話で問い合わせてみてください。
僕のおすすめは、「ルシノワかわで」さんです!とっても美味しいですよ。3,000円前後だったと思います。気になる方は電話で問い合わせてみてください。(058-264-5225)
13・近くに遊ぶところはあるの?
鵜飼が始まるまでは、年間100万人ほど来園されるという岐阜公園、岐阜市歴史博物館、日本でも珍しい昆虫の標本がずらりと展示されている名和昆虫博物館、金華山頂上のリス村や岐阜城(ロープウェーで行けます)、うかいミュージアム、昔ながらの町並みが残る川原町など、見どころはいっぱいあります。
ただし、夜は特になにもないです。鵜飼が終わってからタクシーかバスで、岐阜駅方面に行って、柳ケ瀬でスナックやラウンジなどに行かれるか、駅周辺まで戻ると居酒屋がたくさんあります。
◆泊まるところは?
長良川周辺にもおすすめの旅館、ホテルがありますし、駅方面にもお手頃な値段で泊まれるチェーンのホテルなどがあります。
長良川周辺
岐阜駅周辺
柳ケ瀬周辺
◆まとめ
あらかじめ不安な点などを解消して、万全の態勢で鵜飼観覧に望めるといいですね。
それでは、ぎふ長良川鵜飼を楽しんできてください!
⇒ 長良川鵜飼についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。