夏の暑い日に食べるそうめん、ひやむぎって美味しいですよね。
どちらも手軽に作れるので、自分で作って一人で食べたりしています。
「そうめん」と「ひやむぎ」ってどう違うのか?っていう疑問については、こちらの記事に詳しく書いていますので、よければご覧ください。
私の好みを言うと、圧倒的に「ひやむぎ」なんです。理由は、ひやむぎの方がそうめんよりコシがあるし、麺を食っている!という太めの食感が好きだからです。
そこで、ネットでこの「そうめん」vs「ひやむぎ」論争のアンケート調査結果を調べたところ、3つのアンケート結果を拾うことができました。その結果は、ちょっと予想外のものでした。その理由も一緒に考えていきたいと思います。
1.そうめん vs ひやむぎの一番勝負!
どのアンケート結果でもそうめんの圧勝という結果が出ています。
これには、ひやむぎ好きの私は動揺を隠さずにはいられませんでした。まさに衝撃的だったのです。これほど差がつくとは。
ネットで見つけられた3つのアンケート結果を見てみましょう。
※各ページに掲載されていたものをまとめてあります。
参考サイト | お料理速報 |
調査対象 | 20代男性社会人200人 |
調査結果 | そうめん派:87.5%(175人) ひやむぎ派:12.5%( 25人) |
参考サイト | みんなの声 |
調査対象 | 7,911人 |
調査結果 | そうめん派:66%(5,219人) 同じくらい:15%(1,181人) ひやむぎ派:11%( 889人) 食べない : 8%( 622人) |
参考サイト | 日本食糧新聞による乾麺に関する消費者アンケート |
調査対象 | 関東の主婦93人 |
質問内容 | 自宅用によく購入する乾麺はどれか(複数回答) |
調査結果 | そうめん:39.4%(69人) そば :27.4%(48人) うどん :17.7%(31人) ひやむぎ:13.2%( 2人) |
ひやむぎがこんなに少数派だったとは!!くやしいです!!
世間の声はこうなったというだけで、ひやむぎ派の人はそのまま意見を変えたりせず、ひやむぎを押しまくりましょう!
まあただ結果は認めざるを得ません。
「そうめん」vs「ひやむぎ」はそうめん派の圧勝という結論になりました。
2.そうめん派が多い理由
調べてみると、世の中には「ひやむぎ」という存在を知らない人がいるようです。ひやむぎは東日本の方が主流と言われ、西日本地域では流通量が少ないそうです。
下の表を見ますと、乾めんの生産量の多い上位3県は、兵庫県(あの有名な揖保乃糸も兵庫)、香川県、長崎県と西日本地域が独占しており、ひやむぎよりそうめんの生産量の方が圧倒的に多いことがわかりますね。
農林水産省「米麦加工食品動態等調査」平成21年度 資料より作成(単位:トン)
次に、年別の生産量を以下の表で確認してみると、平成22年~平成28年すべてで、そうめんの生産量の方がひやむぎの生産量より多いのが分かります。平均すると、そうめんの方が約4倍多く生産されています。
農林水産省「食品産業動態調査」の資料より作成(単位トン)
これらからわかるのは、そうめんの方が圧倒的に流通量が多く、全国的にみるとメジャーなそうめんを購入する人が多いため、結果そうめん派が多数を占めるということ。
また、そうめんは流通量が多いため、その分レシピも豊富です。細い麺だということも扱いやすいんだと思います。
つゆをつけて食べるのはもちろん、いろんな料理にアレンジできるところが人気がある理由だと考えられます。
3.それでもひやむぎを推したい!
ひやむぎとそうめんの原材料は同じです。小麦粉に塩と水を混ぜて作ります。
なので味は一緒なんです。太いか細いかの違いと言っていいでしょう。
僕はあのひやむぎのコシを味わってもらいたい。
おすすめは、少し固めに茹でて冷水でキュッと締める。これだけでモチモチの食べ応えのあるひやむぎが出来上がります。あとは食感を楽しむ。
そうめん派の人は、もう一度ひやむぎに目を向けてみてください。
余談ですが、深夜に夜食として食べるひやむぎが最高にうまい!!共感してくれる人はいるんじゃないかと思います。
まとめ
そうめん派かひやむぎ派かの論争は、あっさりとそうめん派の勝利となりました。しかも圧勝ですので、ひやむぎ派が巻き返すのは難しいものと思われます。
流通量でもそうめんが圧勝ですので、世の中の人は細麺が好きな人が多いことが分かりますね。そうめんのレシピもたくさんありますので、アレンジしやすいんですね。
ただ最後に、ひやむぎも忘れないでください(笑)