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3~6歳の子供を叱るときに叩くのはダメな4つの理由と上手な叱り方

叩く子供

 

子供の叱り方って難しいですよね。永遠のテーマだと思います。
うちは現在、上が5歳の女の子、下が3歳の男の子。どちらもやんちゃ盛りです。
自分の言うことがまかり通らないと、泣き叫び、時には叩いてきたり、ひっかいてきたりします。

特に、3歳の男の子が最近ひどいですね!恐竜の中でもティラノサウルスが大好きなんですが、怒るとほんとティラノサウルスかっていうくらい大きな声で叫びますし、3歳児にしては身体が大きいこともあって暴れると押さえつけるのに一苦労です。

 

こんなとき、あなたならどうしますか?子供を叩いて黙らせますか?それとも、グッとこらえて言葉で諭しますか?

叩きたくなる気持ちも分かります。
一方で、叩かずに済むならそれにこしたことはありません。

 

まずは、叩くことによる子供への影響について4点ほど考えてみた上で、「叱る」とは何なのかを考察したいと思います。

 

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1.叩くことによる子供への影響(4点)

叩く

① 子供に親への恐怖心

親から叩かれることによって、子供は恐怖心を覚えます。ひどいものだと、それは大人になっても覚えている場合もあります。

恐怖心で支配するしつけなんか、本当のしつけとは言えません。

② 「目には目を」の精神

子供が親や他の子を叩いてきたときに、同じように叩いて叱るのは、子供に同じ痛みを知ってもらうために有効であるという考え方もあります。

 

しかし、小さな子供がそれをどれだけ理解できるか疑問です。子供からしてみれば、「叩いたらダメって言ってるのに、パパやママだって自分のことを叩くじゃん」と思うでしょう。
まさにそのとおりですよね。いくら親の大義名分が「同じ痛みを知ってもらうため」に叩くとしても、子供からしてみれば「やっていることは同じじゃん」ということです。

 

子供も他の子供から暴力をふるわれたときに、仕返しとして同じことをするようになるかもしれません。「目には目を」はダメですよ。

③ 何でも叩いて解決

子供を叩けば黙ることに慣れてしまうと、何でも叩いて解決してしまうようになりかねません。これは全く親の都合で、最悪虐待につながる恐れがあります。

子供も深く傷つき、家に居場所がなくなってしまうのではないでしょうか。家は子供にとってオアシスのような場所にしてあげるべきです。

④ けがをする恐れ

子供は骨も弱いですし、体重も軽いです。親が叩いた拍子に転んで大けがをする恐れもなくはないですよね。ほっぺたを軽くたたくつもりが、手が目の中に入ってしまったなんてこともあるかもしれません。子供はじっとしていませんからね。

 

2.叱るとは理解させること

このように、叩くことについてのメリットはひとつもありません。叩くことによって言うことを聞いたとしてもそれは一時的なものです。

子供に対して叱るときは、感情だけで叱っては絶対ダメです。

 

親としては、まず子供がなぜ叱られるような行動をしたのかを確認することから始めます。子供は悪いことと理解していないかもしれません。「なんで僕が叱られてるの?」って思うかもしれません。

 

子供の行動の理由を確認したうえで、それがいけないことだというのをしっかりと言い聞かせることによって、子供に理解させることが大切です。

そのために何度でも説明しましょう。これは簡単なことではありません。

言い聞かせ

 

子供が怒っているときは、「なんでそういうことをしたの?」と聞いてもなかなか答えてくれません。でも言うまでしつこく聞きます。ここで感情的になってはいけません。

 

何が悪いのかをしっかりと言い聞かせて、子供が理解したかどうか確認します。
「わかった?」と子供に聞きます。
無言です。
答えるまで聞きます。
ようやく首を縦に振ります。
でもこれはまだ分かっていません。
「何がわかったの?」とたたみかけますが、たいてい答えられません。
だからまた説明します。そしてまた聞きます。「わかった?」「うん」「何がわかったの?」と。ちゃんと答えられるまで何度も繰り返します。妻からはしつこいと言われますが、やります。

 

遠回りですが、結局は子供のためです。叩くのは即効性があるかもしれませんが、子供のためになりません。親の勝手な都合です。

 

何度も言いますが、感情にまかせて叱るのは絶対ダメです。
子どもの今後の成長を願って叱りましょう。
子どもにはそのあたりの違いが本能的に分かるみたいですよ!

 

「叱る」というのは「何が悪いのかをしっかりと理解させる」ということです。
理解させるには労力使いますが、子供のためなら労力惜しみません!

 

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