運動神経がよくない子でも、小学生までに逆上がりってできますか?
この問いには、本人と親の頑張り次第でできますと回答したいと思います。
うちの娘は、運動が苦手ですが、幼稚園卒園間近になってついにできるようになったからです。
僕自身は小学生になってからようやく逆上がりができたという記憶ですが、今の子は早いですね。幼稚園児でもバンバン逆上がりしています。中にはぐるぐる連続回りができる子もいます。
そんな中、うちの子はなかなか一人で逆上がりができませんでした。本人はやりたい気持ちはあるのに、体がうまく動かない、コツが分からない。それでも親子二人三脚で練習を積み重ねていった結果、一人で逆上がりができるようになったのです。
1.運動神経の悪さを努力で乗り越える
うちの子の運動神経は、幼稚園の体力測定でみると平均より少し劣るくらいのレベルです。でもうちの子は負けず嫌いなので、とことん努力します。運動神経のいい子には到底追いつけませんが、追いつこうとする努力が大切です。
逆上がりができる子を見て、悔しい、自分もやりたい!という気持ちを持つこと。これが逆上がりができるようになるための第一歩です。
運動神経があまりよくない子は、努力しないと(させないと)できるようになりません。
2.室内用の鉄棒を購入
まずは鉄棒がある環境が必要です。
近くに鉄棒のある公園があればそこで練習ができますが、うちの近くにはありません。
思い切って鉄棒を買いました。値段は8,000円くらいです。
子供がやる気になっているときに、やる気をキープする環境を作ってあげるのは親の役目です。ちょっと値段はしますが、家の中でいつでも鉄棒ができるようになりますし、子供の努力する姿、できた時の笑顔が見られると思えば安いもんです。
余談ですが、鉄棒を使っていないときは物干しにも変身しますので、洗濯物が多いときなどには重宝しているそうです(嫁談)。
3.練習方法とコツ
ある程度の形になるまでは親がサポートしてあげましょう。
親もどうやって教えたらいいのか分からない方が多いと思います。そういうときは、ネットで検索しましょう。特におすすめなのが動画ですね。素人のアドバイスより、上手にできる人の動きを真似をするのが一番効果的で手っ取り早いです。
↓僕と娘が参考にした動画です。
【タオルを使った練習方法】
【ひとりで逆上がり】
先生の見本と実際に出来た子供の様子が見られるので参考になります。
ポイント① 鉄棒と体を離さないこと。
娘は鉄棒と体が離れてしまって足が全然上がらなかったので、そこを何度も強調して修正しました。
ポイント② ひじは曲げること
ひじを伸びた状態で回ろうとしても、鉄棒と体が離れてしまいますので、しっかりひじを曲げるよう指導しましょう。
ポイント③ 蹴り上げは力強く!
蹴り上げが弱々しいとどうしても勢いがつきませんので、意識的に強く踏み込むように指導しましょう。
ポイント④ ひたすら練習
子供のやる気次第ですが、失敗しても失敗しても何度も繰り返し練習します。娘ができるようになった頃には、手に豆ができるほどやっていました。
ただやみくもにやっても仕方ないので、上の①②を意識しながら練習するように伝えましょう。
ポイント⑤ 適度な休憩
できないできないと言って休みなく続けるのもよくありません。できないパターンがしみついてしまいます。適度な休憩を入れつつ、その日の目標を決めてやるといいと思います。
また、何日か空けてやってみると意外に上達していることもありますので、休憩は必ず入れるようにしてあげてください。
ポイント⑥ 親のサポート
これはとても大切だと感じています。親が側に寄り添って見ていてくれるという安心感が子供には必要です。そして、うまくできそうなときはとことん誉めましょう。
出来ないからとって怒るのは絶対してはいけません。怒られて反骨心で伸びる子もいますが、そんなことしなくても子供は誉めれば伸びます。イライラを表情に出してもいけません。温かい目で見守りましょう。
4.できた時の感動
親子二人三脚で頑張ってきた逆上がりができたときの感動はひとしおです!子供も非常に喜んでいましたが、親にとっても嬉しさこの上ないです。
出来た時は過剰なくらい誉めまくりましょう。
5.次なる目標
逆上がりができたら、子供と一緒に次の目標を立てましょう。せっかくできた逆上がりを活かした目標がいいと思いますので、逆上がり連続5回を次の目標に設定しました。
まとめ
小学生になるまでに逆上がりができていることは、結構なアドバンテージだと思います。幼稚園児でもできる子はすごくできますが、できない子も結構います。僕の周りでも小学生の子供が逆上がり練習中だという話をよく聞きます。ですので、幼稚園児で逆上がりができれば上出来だと思います。
小学生になる前に逆上がりができるようになりたい子には、室内用の鉄棒を買ってあげることをおすすめします。