岐阜市の中心部にある金華山を登ると、そこには日本で最初にできたと言われているリス村が存在します。
リス村がある金華山は、その頂上にかつて織田信長も城主となった岐阜城がそびえたっており、岐阜の人気観光スポットとなっています。
リス村にも家族連れからカップルまで多くの人が訪れ、リスにエサをあげたりしながら癒しのひと時を過ごしています。
そんなリス村へのアクセスは?リス村ってどんなところなの?営業時間は?どうして午前中に行くのがおすすめなの?などといった疑問について解決していきたいと思います。
1.リス村へはどうやっていくの?
リス村は金華山の頂上付近にあります。金華山を登るには、ロープウェーか歩いて登山することになります。
金華山ロープウェー山麓駅へのアクセス
バス
JR岐阜駅からは、北口のバスターミナル12番、13番乗り場から乗車
名鉄岐阜駅からは、道路の向かい側の4番乗り場から乗車
↓
「岐阜公園・歴史博物館前」下車(210円)
↓(徒歩3分)
ロープウェー山麓駅
※バス停の位置、時間などの詳細はこちらの記事もお読みください。
車(駐車場)
少し離れたところに鏡岩緑地という無料の駐車場があります。
各駐車場からロープウェー山麓駅までの所要時間は次のとおりです。
鏡岩緑地(無料)から徒歩約10分
堤外第二駐車場(有料)から徒歩約6分
堤外駐車場(有料)から徒歩約5分
※有料・無料駐車場の場所とアクセス、駐車料金、営業時間などの詳細は、こちらの記事をお読みください。
ロープウェー山麓駅からリス村まで
ロープウェーに乗って約5分で山頂駅に着きます。
山頂駅を降りたらすぐ目の前にリス村があります。
写真:mapio.netより
徒歩で登山する方法
リス村に一番近い登山コースは、「百曲り登山道」と「七曲り登山道」になります。登り切ったところにリス村があります。
「百曲り登山道」は中級者コースで、距離が1,100mで所要時間は約40分です。
「七曲り登山道」は初級者コースで、距離が1,900mで所要時間は約60分です。
2.リス村ってどんなところ?
成り立ち
金華山のリス村にいるリスはタイワンリスという種類になります。昭和11年に金華山のふもとの岐阜公園で「躍進日本大博覧会」が開催されたときに、見せ物として持ち込まれた多くのタイワンリスが金華山に逃げ込んで野生化したそうです。
金華山にはリスのえさとなるシイの実やドングリの実が豊富にあり、天敵も少なかったため快適な住み家となりました。この野生のリスを自然の中で子供たちと遊ばせたいと願い、長年の調教を経て、昭和40年に日本初のリス村が誕生したということだそうです。
リス村HPより
営業時間
9時30分~16時30分(最終入村は16時15分)
年中無休です。
営業時間中でも、リスの体調管理のため休憩時間があります。休憩時間の間はリス村に入れませんのでご注意ください。
入村料
4才以上から200円かかります。
大人一人につき、4才未満の子供一人連れて入ることは可能です。
リス村の特徴
①リスへのエサやり
入村料を払うと厚手のグローブを貸してもらえます(4才以上)。リス村の中に入るとスタッフの方がグローブの上にエサを置いてくれますので、リスにエサやりをすることができます。
②写真、ビデオは撮り放題
子供が楽しんでいる姿やかわいいリスさんの姿をばっちり撮っておきましょう。
③リスの隠れ家や遊び場が豊富
元気なときは人が歩くところでも平気で横切ったりしますので、気をつけましょう。
④「忍び返し」
「忍び返し」といって外に出られない仕掛けがしてあります。あの俊敏な動きを見ると、簡単に飛び出しちゃいそうな気もしますが、出ないんですね。
⑤マスコットキャラクター「リロちゃん」。
リスの日(8月を除く毎月11日)や晴れた日にはリス村の前で会うことができるかも!?女の子だそうです。
3.午前中に行くといいのはなぜ?
リス村の醍醐味はリスへのエサやりです。グローブに乗せたエサ目掛けてリスが寄ってきます。エサを食べれば、ものすごく間近でリスを見ることができますし、背中を優しく撫でることもできます。
リス村には土日ともなれば本当に多くの人が訪れます。そうすると、皆エサをやりすぎてリスもお腹いっぱいになっちゃうんですね。
午前中のうちはリスの動きも活発で、エサにすぐ寄ってきます。ところが、時間が経てば経つほどリスの動きも鈍くなり、2時を過ぎたころには寝ちゃうリスまで出てきます。そうすると、いくらエサをあげようとしてもまったく寄ってきません。リス村の醍醐味を味わえませんよね。
また、午前中に行けば残りの半日を有効に使えます。リス村から岐阜城へ行ってもいいですし、徒歩で下山してみてもいいと思います。山麓には岐阜市歴史博物館や珍しい昆虫の標本を集めた名和昆虫博物館もあります。金華山周辺には見どころいっぱいの観光スポットがいくつもありますから、早めに行って時間を有効に使うといいと思います。
まとめ
リス村はうちの子供も大好きです。子供と一緒に金華山を歩いて登って、リス村で遊んでロープウェーで下りるのが定番となっています。
金華山のふもとにある岐阜公園には親子で遊ぶ場所が他にもありますので、以下の記事を参考にしてみてください。