皆さんは雨の日はどのような傘を使っていますか?
私は結構よく傘をなくしますので、安いビニール傘を買っては忘れ、または壊れて使い物にならなくなったら買い換えるといったことを繰り返しています。結局経済的でもないし、ゴミとして処分されるので環境にもよくないですね。
そんな折、ネットの記事で一風変わった傘が郵便局で爆発的に売れているという記事を読みました。それが「ポキっと折れるんです」という名前の次世代傘でした。
なぜ郵便局で傘を販売?と思いましたが、それも戦略のひとつなのかもしれません。ちなみに、この傘は郵便局が開発したのではなく、「長寿乃里」という化粧品や健康食品を取り扱う会社が開発しています。これもなぜ?ですよね。
2017年6月から全国約4,500の郵便局で販売を開始し、15万本を売り上げたという実績があります。
これほどまでに爆発的に売れた理由を探っていきたいと思います。
1.「ポキっと折れるんです」の基本情報
商品名 | 次世代傘「ポキっと折れるんです」 |
メーカー | 長寿乃里 |
サイズ | 65cm |
カラー | 黒または白 |
重量 | 410g |
材質 | 生 地:ポリエステル ボタン:プラスチック 骨組み:グラスファイバー |
価格 | 1,080円(税込) |
販売店 | 郵便局、ドン・キホーテ、通販ほか (詳しくはこちらの記事をお読みください) |
2.逆転の発想~風を受け流す仕組み
強風に耐える傘としては、骨組みを多くしたり、グラスファイバーを使うなどしたりして、骨が折れない仕組みのものがほとんどです。
ところが、「ポキっと折れるんです」はその常識を覆し、強風を受けたときに骨を内側から外側に折ってしまおうと、逆転の発想で作られています。
確かに、骨が強風に耐えられずに折れてしまう前に、自ら折ってしまえば傘が壊れることはありませんし、傘が飛ばされることもありません。
折れても、傘を閉じてまた開けば元のとおりになります。
この仕組みはヒンジ構造といって、特許も取られています。
ただ一つ疑問が。
強風で折れて元に戻しても、また強風によって折れてしまうならずぶ濡れになってしまわないかということ。これは実際に試してみないと分かりませんね。体験できたら追記します。
3.値段がお手頃
コンビニ等で売っているビニール傘は300円くらいで買えますが、作りは貧弱で強風にあおられたらすぐダメになってしまいます。
その点、「ポキっと折れるんです」は壊れにくく、長持ちする傘であるにもかかわらず、税込で1,080円と大変お手頃な値段で買えるところが人気が爆発した大きな理由だと思います。
これが2,000円くらいだったら、もしかするとそこまで売れていないかもしれません。私も2,000円だったらちょっと躊躇してしまいますね。
4.郵便局で販売という話題性
ちょっと郵便局に用事があっていったら、「ポキっと折れるんです」という気になるネーミングの傘が税込1,080円で売ってたら、思わず手にとっちゃいますよね。
郵便局と傘という異色な組み合わせで、しかもそれが普通の傘ではないという、これはメディアが取り上げないわけないですね。
ヤフーニュースをはじめ、数々のメディアで紹介された結果、飛ぶように売れたということです。
5.UV95%カット
テントにも使われるポリエステルの生地で、紫外線(UV)を95%カットするそうです。
雨の日でも紫外線は降り注ぎますので、油断は禁物です。
人体に有害なUV-Bは、快晴時を100とすると、薄曇りのときで約80%、曇りで約60%、雨でも約30%が地表に届きます。
(参考記事)
65cmと大きめの傘で、シミやそばかすの原因となるUVを95%もカットしてくれるのはありがたいですね!
6.安全な子供用も
「ポキっと折れるんです kids」として1,680円(税込)で販売されています。
サイズは55cm、色はイエローで、前が見えるようにと一部透明になっています。
夜でも安心な反射テープ付きです。
特に子供は強風で傘が壊れた場合、骨がむき出しになったりして危ないですよね。そういう意味では子供にも安全な傘だといえます。
親子で「ポキっと折れるんです」を揃えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
これまでにない仕組みの傘と、郵便局で販売した話題性、そしてお手頃な値段といったところが人気爆発の主な理由だと思います。
まだこの傘を利用していて強風にあおられたことがありませんが、ちょっと強風時に利用するのが楽しみでもあります。(本当は雨は大嫌いなんですが・・・)
ネット通販ではもっとお得に買えるのかを調べてみましたので、こちらもお読みください。