岐阜県郡上市には東海地区最大級の石灰洞窟である「大滝鍾乳洞」があります。
岐阜県にはこの大滝鍾乳洞の他に、同じ郡上市、高山市、飛騨市などにもいくつか鍾乳洞がありますが、トロッコ(ケーブルカー)に乗って鍾乳洞の入口まで行くことができるのはここだけです。
夏になると、子供連れの家族や、カップル、団体旅行の方たちで非常に賑わっています。
大滝鍾乳洞へ高速道路を利用していく場合のアクセス方法や渋滞情報とともに、大滝鍾乳洞の中での注意事項を写真付でご紹介したいと思います。
大滝鍾乳洞へのアクセス・混雑状況・駐車場
車でのアクセス方法
大滝鍾乳洞へ高速道路を利用して行く場合は、東海北陸自動車道「美並IC」で下ります。最初の信号を右に曲がって国道156号線に入ります。
あとは道なりに行くと、「大滝鍾乳洞」の看板が出てきますので、看板の矢印に従って進むだけです。
目印は、左手側に見える大きな建物「レストラン大滝苑」と、その向かい(右手側)に見えるピンクの「ホテル千虎」です。
そのホテル側へ右折して山道をずっと道なりに行くと到着します。
道が細いですので、すれ違う車には注意してください。特に観光バスには十分に気を付けてください。
混雑状況・駐車場情報
また、夏休みの天気にいい日は特に混雑します。細い山道が渋滞することがありますが、1本道ですのでなかなか引き返すことができません。引き返したいときは、少し広めのスペースを見つけたらゆっくりとUターンしましょう。
先が見えないのでどのくらい渋滞が続いているのか、どのくらい時間がかかるのか不安でしたが、それほど長い時間待つこともありませんでした。渋滞で止まってから30分もしないうちに駐車場に入ることができましたので、気長に待ってみましょう。
11時~14時くらいが混み合いますので、朝早めに行くか、夕方くらいにゆっくり行くのも混雑回避するにはいいかもしれません。
駐車場は無料で、結構な台数停められますが、時期と時間帯によっては満車で待ちになることがあります。お昼過ぎに行くと、結構入れ替わりはあるようでした。
混雑する7月・8月の土日には、駐車場に誘導員さんがいますので、どこに停めたらいいのか迷うことはありません。
大滝鍾乳洞での注意事項【写真付】
① 事前にトイレ
大滝鍾乳洞は、東海地区最大級の鍾乳洞で、全長は2km(鑑賞コースは約700m)に及び、所要時間は30分くらいです。
トロッコに乗って鍾乳洞の入口まで行きますが、そこから戻ってくるまで途中にトイレはありません。
ですから、行く前には必ずトイレを澄ましておいてください。
私は、途中でお腹が痛くなってしまい、最後の方は鍾乳洞を楽しむことができませんでした。
トイレはチケット販売所のすぐ隣にあります。
② 一応羽織れるものor長袖を準備
鍾乳洞の中は思ったより冷えます。外の温度と寒暖差がありますので、冷え症の方は何か羽織れるものを持っていくといいと思います。子供連れの場合も、子供用に長袖の服を一応持っていくなど、子供が寒いと言った場合にも対応できるようにしておきましょう。
③ サンダルではなく靴を履く
鍾乳洞の中は水滴で濡れており、平坦な地面でも滑りやすい場所があります。また、坂道や狭く急な階段がありますので、サンダルではなくてちゃんとした靴を履いて行きましょう。
うちの3歳の息子と、「下滑るで気を付けやーよ!」→「大丈夫、靴の裏に滑り止めがついとるで!」というやり取りを何度もしていました。
④ 頭上に注意
大人はしゃがまないと進めないような場所がいくつもあります。私は油断して5回ほど頭をぶつけてしまいました。
さすがに小さい子供が頭をぶつけるような場所はありませんが、よそ見をしていると危ないので親はちゃんと子供の様子をみていてあげましょう。
⑤ 急な階段に注意
大滝鍾乳洞の中には、急な階段がいくつもあります。抱っこをしなければいけないような1、2歳の子供を連れていく場合は、抱っこひもで抱っこした上で、親はしっかりと手すりを持って階段を昇り降りしましょう。
一人で歩ける3歳くらい~小学校低学年くらいまでの子供には、ちゃんと手すりを持ってゆっくりと降りるように言い聞かせましょう。後ろが詰まっているからといって絶対に急かさないように。万が一子供が落ちてきても支えられるよう、親が先に行くといいと思います。
階段の前で後ろにたくさん人がいるなら、先に譲ってあげるとよいと思います。
まとめ
大滝鍾乳洞は見応えたっぷりで、初めて鍾乳洞を体験した子供も、見たことがない神秘的な世界に興味津々でしたし、何だか冒険みたいでとても楽しかったようです。鍾乳洞を出た瞬間に、もう一回行きたいと。(笑)
注意事項を意識しながら、安全で楽しい鍾乳洞めぐりをしてください。
真夏の暑いときに行くと、とても気持ち良くておすすめです!
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