岐阜県郡上市高鷲町にあるNAOキャンプ場。正式名称は、N.A.O明野高原オートキャンプ場と言います。N.A.OはNature Allied Oasisの略となっています。
高鷲といえば、高鷲スノーパークなどウィンタースポーツで有名ですが、夏でもキャンプで盛り上がっています。夏休みになると、NAOキャンプ場のバンガローやコテージは予約でいっぱいになります。子連れの家族が楽しめる初心者にも優しいキャンプ場です。
今回ははじめて家族でキャンプに行って、バンガローに宿泊してきました。NAOキャンプ場の予約方法をはじめ、バンガロー、BBQ、釣り堀、じゃぶんこ池での水遊び等の様子を写真付でレビューしたいと思います。
1.NAOキャンプ場の概要
以下、NAOキャンプ場の概要を簡単な表にしてみました。★マークがついている箇所は、後ほど写真付きでご紹介します。
住所 | 岐阜県郡上市高鷲町鮎立5434 | |
電話 | 0575-72-6758 | |
施設* | コテージ(貸別荘) | 全22棟(6名用~30名用) 25,000円~ |
バンガロー★ | 【グリーンデイズ(4/1~11/30)用】 →16棟(3~15名用)8,350円~ 【ウィンターデイズ(12/1~3/31)用】 →4棟(4名用)11,500円~ | |
オートキャンプ場 | 全100サイト 800円~ | |
わんこパラダイス | 全34サイト 5,100円~ ドッグランあり | |
お風呂 | 簡易シャワー | 3分100円、石鹸・シャンプーなし |
温泉 ※施設内に温泉なし | 湯の平温泉(車で約10分) ふたこえ温泉(車で約15分) 牧歌の里温泉(車で約20分) | |
BBQスペース | 11:00~17:00 4人テーブル 4時間2,500円 6人テーブル 4時間3,500円 | |
レンタル | ドーム型テント(3,000円)、タープ(2,000円)、バーベキューコンロ(2,000円)、テーブル・イスセット(4名用)(1,000円)★ほか多数 | |
釣り堀★ | 1竿300円(エサ付き)時間無制限 釣れた魚1匹につき300~400円 | |
水遊び★ | 無料(じゃぶんこ池) 滑り台あり | |
アスレチック★ | あり(無料) | |
馬 | 引き馬 | 1,000円~(NAO宿泊の方は800円) |
体験乗馬 | (15分)2,000円~ (45分)6,000円~ | |
体験教室 | さんぷる作り | 1,900円~/人 |
オルゴール作り | 1,500円~/人 | |
ブレスレット作り | 300円(2つの場合500円) | |
ネイチャーゲーム | 300円/人 | |
アウトドアクッキング | 2,500円~/組 |
*料金については、ローシーズンの一番安い価格を記載しています。シーズンや規模によって価格が大きく異なりますので、必ず公式HPをご確認ください。
2.NAOキャンプ場の予約
予約の時期
夏休みを利用して家族で行こうと考えている方は、早めの予約が必要です。
特にお盆の時期や土日に泊まろうと考えている方は、非常に混み合いますので、少なくとも2カ月前くらいからチェックしておいた方がよいでしょう。
空き状況の確認は、NAOキャンプ場の公式HPからご覧ください。
なお、夏休み中なら8月下旬の平日は比較的予約がとりやすいと思います。
予約の方法
ネットからは予約ができませんので、電話で予約を取ります。
グリーンデイズ(4/1~11/30) | 0575-72-6758 |
ウインターデイズ(12/1~3/31) | 0575-72-6559 |
ネットの空き状況で「空」となっていても、実は埋まっている場合もありますし、その逆もありますのでとりあえず電話で確認してみることをおすすめします。
宿泊施設、人数、氏名を伝えましょう。ペット同伴の場合は、その旨も伝えましょう。
3.当日の流れ
バンガローに宿泊する場合、チェックインは13:30です。(コテージは15:00、オートキャンプは12:00)
事前に受付できますので、早めについた場合は済ませておきましょう。料金もこのとき支払います。クレジットカードでの支払いも可能です。
なお、バンガローの鍵は13:30にならないともらえませんので、早めに受付した方は、後ほど紹介する釣り堀、じゃぶんこ池での水遊び、アスレチックなどで子供たちを遊ばせておくこともできます。
また、レンタルするものがあれば、受付のときに借りておきましょう。レンタル品は受付のすぐ後ろにあります。
温泉に行かれる方は、割引券が受付に置いてありますのでもらっておくとよいと思います。
鍵を受け取ったら、車でバンガローまで移動します。
あとは、チェックアウトの11:00(コテージのみ10:00)までは自由です。
帰るときは、鍵とレンタルしたものがあればそれを返却して終わりです。
4.バンガローに家族で宿泊
今回は家族ではじめてのキャンプということで、バンガローを予約しました。
うちは、小学校1年生と幼稚園児、親2人の4人家族ですが、8人用のバンガローを予約しました。ホームページの写真で見たところ、ロフト部分が3階まであったので、子供たちは喜ぶかなと思ったからです。
案の定、はじめてのロフトが秘密基地のようで、はしごを何度も登り降りしたり、3階へのはしごの途中から2階へ渡ってみたりと、非常に興奮していました。
8人用ですが、思ったより狭かったですね。マットレスが1階に3つ、中2階に2つ、3階には敷布団が3つ用意されていますが、MAX8人で使おうと思うとかなり窮屈だと思います。
エアコンはありませんが、1階にスタンド式の扇風機1台、3階に壁掛け式の扇風機が1台あります。昼間は暑いので重宝しますが、夜は結構涼しいので扇風機は必要ありません。
電源はありますので、スマホを充電することもできますし、お湯を沸かしたいならケトル等を持っていくとよいでしょう。
- ドアや窓を開けっ放しにしておくと虫が入ってきます。(窓は網戸にしておきましょう)
- マットレスにはシーツ等はありませんので、直接マットレスに寝るのが気になる方は、敷くものを持っていきましょう。
- 毛布やタオルケットなどはありません。夜は涼しく、人によっては寒いと感じますので、毛布やタオルケットなどを準備しておくとよいでしょう。
夜はバンガロー前で花火をすると子供も喜ぶと思いますので、花火を持っていくとよいでしょう。ただし、打ち上げ花火は禁止となっています。
5.バンガローの前でBBQ
当初、BBQスペースを借りてでバーベキューをやろうと考えていたんですが、当日は貸切が入っていて予約できませんでした。
BBQはバンガローの前の空きスペースでできるということでしたので、大型スポーツ用品店でBBQコンロ(約4,000円)を買いました。
・BBQコンロ(台・網)
・木炭、着火剤、チャッカマン、うちわ
・トング(炭用、肉用)、軍手
・包丁、まな板
・肉、野菜
・焼肉のたれ、塩
・はし、皿、コップ、お茶(ペットボトル2L)
※ご飯は家で炊いておにぎりにして持っていきました。
まず、パパが火を起こしている間に、ママが食材を切ります。が、なんとここにきて、ママが野菜(とうもろこしを除く)を家に忘れたことが判明!!
子供ははじめての体験で興味津々に手伝いたがるので、火の扱いや包丁の扱いには十分注意しましょう。
肉ととうもろこしだけのBBQになりましたが、子供たちは外で食べる効果も相まって、美味しい美味しいと言って食べてくれました。下の写真のテーブルとイスはNAOキャンプ場でレンタル(1,000円)したものです。
親はゆっくり食べられないですね。とにかく次から次へと焼き続けます。
6.釣り堀ではなかなか釣れない?!
釣竿1本300円(エサ付)で借りられ、時間は無制限です。
釣った魚1匹につき300円、下処理をやってもらうと400円追加で支払います。
池は結構大きいですが、マスは部分的に固まっています。非常に小さいマスもいますが、そもそも針がひっかからないのか、小さいマスを釣ることはありません。周りでも小さいマスを釣っている人はいませんでした。
ただ、大きいマスもなかなか釣れません。ここのマスは結構慎重で、エサに警戒しているようでした。結局私たち家族は釣竿2本借りて1時間以上チャレンジしましたが、1匹も釣れずに諦めました。
中には何匹も釣っている家族もいたので、全く釣れないわけではありませんが、周りの人もなかなか釣れなくて困っていましたね。
7.じゃぶんこ池で水遊び
じゃぶんこ池といっても、浅いプールのようなところで、とてもきれいです。年齢制限はなく、深さは55cm~70cmのエリアと、40cm~50cmのエリアがあります。
水はかなり冷たいので、慣れるまで大変だと思います。一応大人も入ることができますが、ほぼ子供だけが入っています。
子供の水着を持っていきましょう。水着でなくてもいいですが、その場合は着替えを用意しておきましょう。ずぶ濡れになります。
公園にあるようなステンレス製の滑り台には水が流れており、結構勢いよく滑ります。うちの子供たちも最初はちょっとビビッていましたが、一回成功すると楽しくて何度も滑っていました。ちなみに大人は滑れません。
8.アスレチック
じゃぶんこ池の目と鼻の先に、木製のアスレチックがあります。なので、じゃぶんこ池と行き来してみてもいいですね。
うちの子供も大好きなターザンロープもあります。
まとめ
郡上市のNAOキャンプ場は、釣り堀や水遊び、アスレチックなど子供が楽しめる施設も充実していて、子供連れの家族に最適ですね。
また、レンタル品も充実していて、初心者がキャンプをやるのに優しいキャンプ場です。
子供が初めてキャンプをする場合、まずはバンガローからはじめてみてはいかがでしょうか。バンガローも充実しているNAOキャンプ場はおすすめです。
➡初心者の子供連れの家族のために、コテージとバンガローの違い、持ち物を下の記事でまとめていますのでご覧ください。
➡「清流長良川あゆパーク」を組み合わせた郡上1泊2日の旅をスケジュール付きでまとめましたので、合わせてお読みください。