段ボールと並んで工作に適しているのが牛乳パックです。コンパクトなおもちゃを作るときに非常に便利です。
今回、空の牛乳パックを使ってバスのおもちゃを作ったのは、子供が駄菓子屋さんでお菓子の入ったバスの形をした缶(1,000円)を欲しがったからです。駄菓子屋で1個1,000円のものは少なくともうちには高すぎます!作ってあげるからとなだめてその場を跡にし、家に帰ってから早速作ったという次第です。
バスの本体(牛乳パック)の中に、お菓子や小物などを入れられるように、天井部分を開閉式にしてあります。
男の子用、女の子用で子供2人分作りましたので、参考になれば幸いです。
1.牛乳パックを使ったバスの作り方
【材料】(1つ分)
ペットボトルの蓋(タイヤ) 4つ 竹串(シャフト部分) 2本 ストロー 2本 カッター はさみ キリ ガムテープ 色紙 マグネット(100均) | 牛乳パック 1つ
すべての材料がすぐに揃わない場合もあるかもしれません。工作をよくされる方は、普段から牛乳パックやらペットボトルの蓋やら、材料になりそうなものはストックしておくとよいかと思います。
牛乳パックと書いていますが、コーヒーでもジュースでも牛乳パックと同じような紙パックであれば何でも結構です。
①注ぎ口のところをガムテープで閉じて、長方形の形にします。
②上から開閉するため、天井となる部分を1辺を残してカッターで切ります。
③バス本体に色紙などをのりで貼り付け、見た目をきれいにしましょう。窓も青や水色などの色紙で作るとバスらしくなってきます。
色紙を窓やドアなどの形に切り、本体に貼り付けるのはできれば子供にやってもらうといいと思います。
また、子供が好きなシールなどがあれば、子供の好きなように貼ってもらいましょう。
④タイヤを取り付けていきます。
まず、バス本体の裏側に前輪・後輪用に2箇所ストローをガムテープで貼り付けます。ストローの長さはバスの大きさに合わせて調整してください。
次に、竹串をストローから少し出るくらいの長さでカットします。竹串はシャフト(軸)の役割をします。
竹串にペットボトルの蓋を取り付けてタイヤを作りますので、ペットボトルの蓋にキリで穴を空けます。ポイントは、竹串がギリギリ入るくらいの大きさの穴を空けましょう。穴が大きすぎるとタイヤが固定できません。ペットボトルの蓋に開けた穴にボンドを少し垂らしたら、竹串を刺して固定させます。
一方のタイヤ(ペットボトルの蓋)を串に取り付けたら、バス本体の下につけたストローの中を通してから、もう一方のタイヤを取り付けます。
この作業を前後のタイヤについて行います。
これでほぼバスの形になってきましたね。
⑤バスの天井部分をマグネットで開け閉めできるようにします。マグネットは100均で売っているもので十分です。ボンドだと磁石の強さに負けてしまいますので、写真のようなマグネットを布のガムテープでしっかりと貼り付けて固定させましょう。
これで完成です。
⑥制作時間の目安は、1個1時間もあればできるかと思います。
2.遊び方
特に決まった遊び方はないですので、自由に遊べばいいんですが、うちの子の遊び方の例を挙げておきます。
お菓子&小さいなおもちゃBOX
バスの中に、飴などの小さいお菓子をいっぱい詰め込んでお菓子ボックスとして利用してもOKです。
走らせて遊ぶ
タイヤ付でちゃんと走りますので、バスのおもちゃとして遊びます。2台あれば、どちらが遠くまで走るか勝負したりします。
まっすぐ走らせて的に当てる
少し離れたところに的を置いておき、バスを走らせて当てたら勝ちというゲームで遊びます。あるいは、トンネルの代わりになるようなものを置いておき、くぐらせることができたら勝ちというゲームでもいいですね。
まとめ
牛乳パック工作は、そのままの形を活かして作ることが多いし、切るにしても力を入れなくても切れますので、段ボールより扱いやすいです。
ちょっとした時間にさくっと作れますので、是非作ってみてください。子供と一緒に作るともっと楽しいと思います。今回は、デコレーションとして子供にシールを貼ってもらいました
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