子供が小学校になって気を揉むのは、夏休みの工作ですよね。
さて、子供にとってははじめての夏休み工作。何を作ろうか。既にお兄ちゃん、お姉ちゃんがいるところの親御さん曰く、小学校1年生だと、作品が展示されたときにパッと見て分かりやすいモノがいいよということです。例えば、アサガオの成長記録とかクワガタの飼育日記のようなものだと、展示されたときになかなか手に取って見てもらえないということだそうです。なるほど、確かにそうですね。
今回は、身近にある材料を使って、簡単にできる万華鏡の作り方をご紹介したいと思います。小1の子供が一人で作るにはちょっと難しいので、親が一緒に手伝ってあげるといいと思います。
1.万華鏡の材料
※写真と一部材料を差し替えています。
□トイレットペーパーの芯1つ
□アルミシート(100均)
□ビーズ(100均)
□厚紙(10cm×10.5cm)
□透明のプラスチック(プラ板やいちご等が入っている透明のパック)
□スーパーの袋
□ペン
□はさみ、カッター
□のり(ボンド)
□セロハンテープ
2.万華鏡の作り方
① 厚紙で三角柱をつくる
トイレットペーパーの芯の中にちょうどすっぽり収まる大きさの三角柱を厚紙で作ります。
10cm×10.5cmの厚紙を用意し、 10.5cmの辺の方を、3.3cm、3.3cm、3.3cm、0.6cmのところで折り曲げられるように、カッターで薄く切り込みを入れます。
三角柱の内側にアルミシートを貼り付けます。より光沢がある方を表にし、光沢がない方を糊付けしてください。
切り込みで折り曲げてテープで止め、三角柱を完成させます。
トイレットペーパーの芯の中にセットします。若干隙間があってスカスカするなら、厚紙を隙間に差し込んで動かなくなるように固定します。
② 透明のプラスチックを丸く切ってセット
トイレットペーパーの芯の中にセットした三角柱の上に乗せるプラスチックの円形の板を作ります。
トイレットペーパーの芯で型取りをし、線より気持ち小さめにカットします。
下の写真のように、トイレットペーパーの芯より三角柱の方が1cmほど小さいため、上部に空間ができます。その空間のところにビーズを入れていくため、カットした円形のプラスチック板を、三角柱の上にギリギリ入る大きさでセットします。
③ 覗き穴を作る
トイレットペーパーの芯で型取りをして、蓋を作ります。内側の円はトイレットペーパーの芯を当てて型取りしています。外側の線はある程度適当で構いません。
外側の線に沿って切り取り、カッターで真ん中に穴を開けます。そして、内側の円の中を黒く塗りつぶすとともに、外側から内側の線まで適当に切り込みを入れます。なお、黒い紙があればそれでOKです。
これをトイレットペーパーの芯の、ビーズを入れる空間と反対側に、テープ(のり又はボンド)で取り付けます。
④ ビーズをセット
最初下の写真のような、ネイル用の細かい星の装飾品を入れてみたんですが、細かすぎてきれいに色がでませんでした。あまり細かいものでは失敗するおそれがありますので、ご注意を。
そこで次に、もう少し大きいビーズを入れてみました。ダイソーで購入したブレスレット用のビーズです。明るい色がおすすめです。
プラスチック板の上に、多少隙間ができる程度に敷き詰めます。隙間がないと万華鏡を回転させたときに、中のビーズが動かないからです。
次に、ビーズがこぼれないよう、10cm×10cmくらいの大きさに切ったビニール袋を、テープで貼り付けて蓋をします。
⑤ 本体の見栄えをよくする
トイレットペーパーの芯がむき出しのままでは万華鏡らしくないので、きれいに装飾します。今回たまたまダイソーで購入したアルミシートが花柄付きだったので、それを利用してみました。(①で三角柱の中に貼り付けたアルミシートは反対側)
後ろ側↓
⑥ 完成
以上で手作り万華鏡の完成です。どのように見えるか確認してみましょう。
まとめ
小1の子供が一人で作ろうと思うとちょっと難しいと思いますので、親が手伝いながら子供と一緒に作ってみてください。
中身のビーズを変えて、いろんな万華鏡を作ってみるのも面白いかもしれませんね。
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