三重県伊勢市にある伊勢シーパラダイスは、2016年に運営主体が変わったことにより、二見シーパラダイスから「伊勢夫婦岩ふれあい水族館 伊勢シーパラダイス」に名称を変更しています。
三重県には、この伊勢シーパラダイスのほかに、全国的にも有名な鳥羽水族館や、伊勢志摩サミットで有名になった賢島にある志摩マリンランドなどがありますが、私個人的には伊勢シーパラダイスが一番おすすめです。うちの子供もとても気に入ってる水族館です。
以下、おすすめする理由を述べたいと思います。
1.駐車場でトドがお出迎え!
写真:伊勢シーパラダイスHPより
伊勢シーパラダイスの駐車場に車を停めると、そこにはなんと巨大水槽の中でこれまた巨大なトドがお出迎えをしてくれます。
水族館の外にいますので、水族館の入館料なしに見ることができます。
また、時間帯によっては水槽からトドが出てきて、水槽の周りをお散歩します。
入館料なしにここまで披露してくれる水族館ってなかなかないですよね。このトドは伊勢シーパラダイスのシンボル的存在となっています。
2.ふれあい体験で動物との距離感ゼロ!
伊勢シーパラダイスの正式名称が「伊勢夫婦岩ふれあい水族館 伊勢シーパラダイス」であることからも分かるように、動物とのふれあいをコンセプトにしています。
そのため、いろんな生き物とのふれあい体験イベントを用意しています。子供にとっては、ただ観るだけの水族館よりずっと楽しめますし、非常によい体験になると思います。
なお、これらはすべて無料となっています(入場料のみ)。
2-1 トド、セイウチ、ゴマフアザラシなどの海獣とのふれあい
伊勢シーパラダイスのシンボルであるトドにも触れることができます。近くで見ると迫力満点のトドですが、実は臆病だそうです。よく見ると顔も愛嬌があってかわいらしいですよ。
また、大きな牙を持ったセイウチや、ゴマちゃんの愛称で人気のゴマフアザラシとのふれあいイベントも大人気となっています。ゴマちゃんに関しては、なんと膝の上に乗せて触ることもできるイベントもあります。こんな水族館ほかにないですよね。
子供も恐る恐る触っていましたが、なかなかできない経験なので楽しんでいました。
2-2 ドクターフィッシュことガラ・ルファを体験
室内の足湯スペースに、大量のドクターフィッシュことガラ・ルファという小さな魚が泳いでいます。そこに足を入れると、一気に寄ってきて足の角質などを食べてくれるので、とてもくすぐったくもあり、気持ちよかったりもします。
うちの子供はこれにはまってしまって、この場所から全然動けませんでした。
お腹がいっぱいだと寄りが少ないので、午前中の方がおすすめですね。
タオルが必要となりますのでお忘れなく!
2-3 イルカとキャッチボール
写真:伊勢シーパラダイスHPより
バンドウイルカにバレーボールくらいのボールを投げるとボールを咥えてくれます。そのボールを壁に当てたりして遊んだあと、また近づいてきて、キャッチボールしようとアピールしてきます。
とても人懐っこいイルカで、子供でも安心してイルカとたわむれることができますよ。近くにきたら体に触ってみるとツルツルしていて気持ちがいいです。
小さい子供でも触れ合えるように、台が用意されているのも水族館の気遣いが感じられますね。
2-4 アットホームなアシカショー
アシカショーの会場はそんなに大きくはありません。大きな水族館に比べると、だいぶ狭く感じます。
ただその分近くで見られますし、アシカがとても身近に感じられます。アシカショーの中で、観客からアシカに向けての輪っか投げなどもあり、観客と一体となったアシカショーが観られます。子供も何人か参加していました。
アシカショーの時間は30分くらいです。
2-5 ナマコ、ヒトデ、エイ、ウニなどに触れる
ヒトデはともかく、ナマコやエイ、ウニに直接触れる経験ってあまりないと思います。
最初は、躊躇していた子供ですが、ひとたび触って慣れてしまうと、いろんな生き物を触りたくなって、見た目グロテスクなナマコも触っていました。子供ってすげーな!と思いましたね。
普段触ることのないものを触れるというのは、子供にとっても新鮮で楽しいみたいです。
2-6 モルモットやウサギとのふれあい
水族館でありながら、モルモットやウサギもいます。餌やり体験(餌は有料)もでき、モルモットやウサギに触ることもできます。
うちの子供は、モルモットやウサギが大好きなので、水族館でこれらに触れ合えたことはとても嬉しかったようです。
まとめ
決して大きな水族館ではありませんが、ふれあいをコンセプトにしたとても面白い水族館だと思います。
好奇心旺盛な子供だと、伊勢シーパラダイスで1日中遊べると思いますので、子連れの家族に強くおすすめできる水族館です。
➡伊勢シーパラダイス入館料の割引情報や、無料の駐車場情報はこちらをご覧ください。