お祭りで大人気の金魚すくい。金魚すくいのポイを使って、スーパーボールすくいなんかも人気があります。
さて、そのポイですが、いろんな種類があるのをご存じでしたか?
「300円も払ったのに一瞬で破れた~」なんて経験あるんじゃないでしょうか。
実はそれ、わざと破れやすいポイを使わせているのです。そして、ポイは1本わずか10円程度。。。
騙されないためにも、楽しく金魚すくいをするためにも、ポイについて知っておいた方がよいと思いましたので、ポイの種類や表裏、破れにくい使い方などについてまとめてみました。
また、ポイはインターネットで購入できます。練習用あるいは遊び用として、買ってもみるのもよいかと思います。
1.ポイの種類
紙のポイ
ポイはその紙の強度によって、4号~7号まであります。
4号:強い(破れにくい)
5号:普通(やや破れにくい)
6号:破れやすい
7号:非常に破れやすい
露店などの金魚すくいでは、6号が使われることが多いようです。あるいは6号をベースに、小さい子供には5号、たくさん取りそうな大人には7号を渡すといったように使い分けているお店もあるみたいですよ。
5号を使っているところがあったら狙い目ですよ。
自分がお金を払う前に、他の人がやっているところを観察してみましょう。あまりにすぐ破れているようなら、「このポイって何号?」と尋ねてみるとよいでしょう。聞くのはちょっとという方は、ポイが入っている箱がないか探してみましょう。箱に何号か記載してあります。もし7号を使っているようなら、そこで金魚すくいやるのはやめておくのが賢明です。
- 金魚すくいをやる前にポイを確認しよう
- 周囲を観察して、破れやすいポイなら号数を確認しよう
- 7号を使っているようならやめるべし!
- 6号ならOK
- 5号なら積極的にチャレンジだ!
なお、全国金魚すくい選手権では5号のポイが使われるそうです。
モナカのポイ
モナカのポイは、水に濡れるとふやけてしまいますので、金魚の重さに耐えきれずなかなか取るのが難しいと言われています。
ポイントは、水でふやける前に金魚をすくってしまうことです。濡れれば濡れるほどふやけますので、スピード重視ですね。
2.ポイ(紙)の表裏
ポイには表と裏があるってご存知でしたか?
お店の人からポイを渡されて、そのまま水の中に入れていませんか?
表と裏とでは破れやすさが違いますので、水に入れる前に必ず表裏を確認しましょう。
- 表:紙がのり付けされている方(段差がない方)
→破れにくい - 裏:紙がのり付けされていない方(段差がある方)
→破れやすい
3.破れにくい使い方
① 入水角度は斜め45度
斜めに入れることがポイント。斜めに入れることによって、水の抵抗を減らすんですね。45度の角度で入れるのがいいと言われています。
子供がやる場合も、入れる角度を体で覚えさせましょう。
② 一気に入れる
ゆっくり入れると、紙の濡れた部分と濡れていない部分の境目が弱くなって破れやすくなります。ポイを水に入れるときは一気に入れることがポイント。
③ 水平に動かす
ポイを斜めに一気に水の中に入れたら、水の中では水平に動かすことがポイント。名人いわく、斜めに入れて水平にした時点でポイの上に金魚がいるのが理想だそうです。
④ 金魚の頭や側面からすくう
尻尾からすくうと、しっぽの振る勢いでポイが破れる可能性が高まります。頭または側面からすくうのがポイント。特に気を付けなければいけないのが、金魚をポイの上に乗せたときです。真上にあげるのではなく、金魚をポイのフレーム側に寄せ、斜めに引き上げましょう。
4.ポイはどこで買えるの?
ポイはホームセンターでも買えますが、種類が少ないのが難点です。インターネットを使えばたくさんの種類の中から、安く購入することができます。
100本で1,000円、あるいは200本で2,000円程度のものが多いですね。1本だいたい10円の計算になります。
個人的には6号がおすすめです。破れるかどうかのスリルを味わえて楽しめますし、お祭りでの金魚すくい本番に向けていい練習になると思います。
家で遊ぶなら、金魚のおもちゃも準備しておくとよいでしょう。
➡ドンキホーテや100均ダイソーで買えるポイはこちらをご覧ください。
まとめ
お祭りなんかで特に気にせず使っているポイですが、実は紙の強度にもいろんな種類があって、表裏で破れやすさが違うんですね。
また、ポイの紙が破れないコツもいくつかご紹介しました。
これらのワザを子供に伝授して、お祭りなどで金魚すくい、あるいはスーパーボールすくいでたくさんゲットできるといいですね!