Windows7からWindows10に買い替えたら、誤変換した場合に結構な頻度で右下に以下のメッセージが出てくるようになりました。
誤変換精度を高めるために、誤変換データ収集にご協力ください。今すぐ誤変換データを送信するには、ここをクリックしてください
パソコンのスピーカーをオンにしていれば、メッセージ音も一緒に出ます。
誤変換って自分のミスじゃなくてもなるときありますよね。
なのに、いちいち音がなって出てくるメッセージははっきり言って邪魔です。
ただ、このメッセージは簡単に非表示にできますので、その方法を2つご紹介します。
誤変換レポートから設定
パソコン画面下のタスクトレイにあるMicrosoft IMEのアイコン(「あ」・「A」のマーク)を右クリックし、「誤変換レポート」をクリックします。
Microsoft IME誤変換レポートの画面が表示されたら、「設定」をクリックします。
デフォルトでは一番上の「誤変換の履歴をファイルに保存する」がチェックオン、一番下の「誤変換データを自動的に送信する」がチェックオフになっています。
メッセージを非表示にする方法としては、以下の2つがあります。
①誤変換データを保存せず、送信もしない
②誤変換データを一定量蓄積後あるいは一定期間経過後に、バックグラウンドで送信する
①誤変換データを保存せず、送信もしない
設定画面で、「誤変換の履歴をファイルに保存する」のチェックを外し、「OK」をクリックします。
今まで保存された誤変換データを削除されるけどよいか?というメッセージが出てきますが、迷わず「はい」をクリックしましょう。
誤変換データは削除され、何も表示されなくなったことを確認してください。
また、一番下の「誤変換データを送信する」がグレーになって無効状態となったことを確認して、右上の「×」で画面を閉じてください。
これで誤変換データを保存せず、データをMicrosoftに送信しない設定は完了です。
②誤変換データを一定量蓄積後あるいは一定期間経過後に、バックグラウンドで送信する
誤変換データの送信機能は、誤変換の情報をMicrosoftに送信してIMEの精度を高めるためのもので、個人が特定されるわけではありません。
IMEの精度向上に貢献したい方は、上記画面の「誤変換データを自動的に送信する」にチェックを入れましょう。
このチェックをオンにすると、誤変換データが100件に達したとき、または一定期間が過ぎたときに、バックグラウンドで送信するため、送信前の確認メッセージは表示されません。
①②いずれの方法でも、誤変換データの送信メッセージが表示される問題は解決です!
最後に
これで誤変換のたびに音付きメッセージが表示される煩わしさから解放されますね。
ご紹介した方法のうち、誤変換データの保存すらしない場合は①を、保存して送信してもいいけどいちいちメッセージを表示してくれるなという方は②の方法を試してみてください。