岐阜市科学館は、プラネタリウムをはじめ、体験しながら科学を学べる施設です。
2016年(平成28年)5月1日にリニューアルされ、スペースアイと呼ばれる宇宙空間や、新設された広々としたスーパー理科室でのサイエンスショーが目玉となっています。
プラネタリウムも人気ですが、それ以外でも十分遊べる内容になっています。
それでは、岐阜市科学館の魅力を写真とともにみていきましょう。
最後に岐阜市科学館の料金、開館時間、休館日、アクセスなどの基本情報も掲載しています。
岐阜市科学館のプラネタリウム
岐阜市科学館に行ったら一度は見ておきたいプラネタリウム。
季節によって内容が変わったり、子供向けにアニメ番組を活用したりと工夫を凝らしています。
どんな番組をやっているかは、科学館のHPでチェックできます。
このプラネタリウムは、星座を勉強するには最適な場所と言えます。
市内の小中学生はいつでも無料で観覧できますので、星座に興味を持ったら何回も通うといいと思います。
家庭の日(毎月第3日曜日)には、中学生以下の子供を連れた家族も無料になりますので、とても混み合います。
それ以外の日なら、そこまで混まないですし、中には結構ガラガラの日・時間帯もありますので、ゆったりと観られると思います。
おすすめの席
上段の真ん中の席が見やすくておすすめです。
自由席になっていますので、混みそうなときはプラネタリウムロビーで早めに並んでおくといいですね。
注意事項
小さい子供を連れていくときは注意が必要です。
基本的に真っ暗なので小さい子供は怖くて泣く可能性があります。
暗い上に階段もありますので、子供を抱えて移動すると危ないです。
念のため出口付近の席を取るとよいと思います。
また、放映時間が約50分と長いので、トイレは必ず事前に済ませておきましょう。
岐阜市科学館のスーパー理科室でサイエンスショー
土・日・祝日に1日3回開催されています。
テーマは毎月変わります。詳しくは岐阜市HPをご覧ください。
広々としたきれいなステージでスクリーンや装置などを使って、子供あるいは保護者も楽しませてくれます。
岐阜市科学館の常設展示
第1展示室(自然-ゆたかさ)
ギフチョウやカブトムシなどの展示や、昆虫の3D映像などのほか、地面に岐阜の魚「鮎」が映し出されたり、パソコンでのクイズや恐竜探しゲームなども人気があります。
ニオイを当てるコーナーです。男性フェロモン、女性フェロモンのニオイも嗅げますよ。
ハイビジョン アドベンチャーシップ
4つの番組の中から、観客が番号札を上げて選んだ数が一番多い番組が放映されます。
なので、自分が見たい番組が見れない場合もあります。
番組は10分~15分くらいですので、4つすべて制覇してみては!?
番組はクイズ形式になっており、正しいと思う番号札を上げます。
そうすると機械で番号を読み取って、スクリーンに正解者数を表示します。
うまく番号が読み取られない場合がありますので、よく画面をみて確認しましょう。
第2展示室(現象-おどろき)
私が子供の頃からある懐かしい装置もありますが、触って体験して楽しみながら科学を学ぶことができます。
自分で回してグルグル回転します。回し過ぎるとフラフラに。
どれが一番早く球が転がるか、勝負!
光の三原色。つまみを調節して、好きな色を作ってみよう!
第3展示室(技術-よろこび)
都市交通システムの巨大なジオラマがあって、ボタンを押すと新幹線や電車、ロープウェーが走ります。
ここでは、自分が色塗りした動物やら乗り物の絵が、大型のスクリーンに映し出されて動いていくデジタルお絵描きが大人気です。行列ができるときもあります。
また、自転車のペダルをこいで発電する仕組みや、ジェスチャー(身振り手振り)で操作する仕組みなどを体験できます。
第4展示室(地球-つながり)
ここでは、地球の内部をトンネルのようにくぐったり、竜巻を体験したりできます。
また、水になった自分がスクリーンに映し出され、雨、川、海などを旅します。これも人気で並ぶ場合があります。
第5展示室(宇宙-ひろがり)
ここはリニューアルの目玉でスペースアイと呼ばれる場所です。
ここではブラックホールが人気です。球を転がすと、グルグル回った後に、ブラックホールの穴に吸い込まれていきます。
また、地球の重さを1としたときに、他の惑星の重さを体験するコーナーも面白いと思います。
天文台(3階)
黒い眼鏡で太陽を見たり、超巨大望遠鏡を覗いて太陽や金星などを見たりすることができます。スタッフがいて色々教えてくれます。
池で水の汲み上げ(外)
ハンドルをグルグル回すと、池の水が吸い上げられて上から出てくる仕組みです。水を汲み上げるときが少し重たいので、小さい子ではちょっと回せないかも知れません。
岐阜市科学館の基本情報
市内の中学生以下の子供は入館料とプラネタリウム観覧料ともに無料となっています。これは嬉しいですね。
なお、「家庭の日」(毎月第3日曜日)には、中学生以下の子供と同伴の家族の入館料・プラネタリウム観覧料が無料となります。
入館料
入館料 | 入館料+プラネタリウム | |
高校生以上 | 300円 | 610円 |
3歳以上中学生まで | 100円 | 200円 |
※市内の中学生以下は無料
開館時間 | 午前9時30分~午後5時30分 |
休館日 | 月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、祝日・振替休日の翌日、年末年始(12月29日から1月3日) ※市内小中学校の夏休み期間中は休館日なし。 |
住所 | 岐阜市本荘3456-41(岐阜県美術館 北) |
電話番号 | 058-272-1333 |
車 | 駐車場 76台(普通車) ※家庭の日(第3日曜)や特別展の開催日は駐車場が混み合います。 |
バス | JR岐阜駅(6番乗り場)あるいは名鉄岐阜駅(1番乗り場) 岐阜バス 鏡島市橋線 市橋行き乗車 「科学館前」で下車 バス運賃:210円 所要時間:約15分 |
周辺施設 | 徒歩圏内に、岐阜県図書館、岐阜県美術館、大型遊具がある八ツ草公園があります。 |
まとめ
岐阜市科学館は、市内の中学生以下の子供は無料なので、どんどん利用して楽しく科学の勉強をしてもらうといいと思います。
毎月第3日曜日の家庭の日や、夏休みなど長期休みは混み合いますので、車で行かれる方は注意してください。臨時駐車場が設けられる場合もあります。
➡岐阜市科学館以外で、「家庭の日」(第3日曜日)に入館料が無料になる施設はここ!