2018年4月8日(日)に、岐阜県美濃加茂市にある「ぎふ清流里山公園」がオープンしました。もともとは平成記念公園「日本昭和村」というところでしたが、入園料を無料にして里山をコンセプトとした新しい公園に生まれ変わりました。
オープン初日ということもあり、昼過ぎに行きましたが大勢の人で非常に賑わっていました。
昭和村へ行ったことある方ならイメージがつきやすいと思いますが、もともとあった施設・建物を残しつつ、中身をリニューアルしたり、新たに遊具を追加したりしていますので、全体的な雰囲気は思ったほど変わっていません。
最大のポイントは、入園料が無料になったことでこれまで以上に気軽に行けるようになったことだと思います。
その他、ぎふ清流里山公園の魅力(見どころ)をご紹介していきます。
1.日本昭和村からの変更点
1-1.入園料が無料に!
日本昭和村では、大人(中学生以上)830円、小人(4歳以上小学生以下)400円の入園料がかかっていました。大人2人と小人2人で行けば約2,500円ですので、入園料だけで結構かかりました。
ぎふ清流里山公園は、入園料は一切かかりません!日本昭和村時代にあった正面入場門の受付ゲートは取っ払われました。また、東ゲートからも自由に入れるようになりました。
ただし、園内での体験料などは別途かかります。
1-2.里山カフェ/里山テラス
正面入場門横の建物(日本昭和村のときは、チケット販売所があったところです)が里山カフェとして装いを新たにしています。
古民家風なカフェでノスタルジックな雰囲気を味わいながら、白川茶スイーツなどを楽しめるカフェとなっています。
また、天気のよい日は里山の風を感じられるテラス席で一服するのも心和むと思います。
1-3.足湯
新たに整備された「足湯」。これも無料で利用できます。
老若男女問わず、足の疲れを癒していました。
また、高速道路から下りずに利用できるのもドライバーにとっては嬉しいですね。高速道路専用の駐車場は足湯のすぐ近くです。
1-4.360度立体映像シアター
双六学校内に360度の立体映像が楽しめるシアターが整備されました。日本昭和村のときはフラフープやコマ回しなどができる体育館でした。
1-5.ドッグラン
東ゲート近くに、ドッグランが整備されました。園内を犬と一緒に散歩されている方も結構いて、ドッグランで遊んだあとゆっくり園内を愛犬と散歩するのもいいですね。
1-6.インモーション(体重移動で簡単に乗れる次世代乗り物)
新たに導入された次世代乗り物アトラクションです。10分500円です。
体を前後に傾けるだけで運転ができ、使用者の体の動きを感知して自動でバランスをとってくれるので、誰でも簡単に乗りこなせるそうですよ。
1-7.屋内型キッズスペース
「飛騨路」という建物の中が屋内型キッズスペースとなります。初日に行った時には巨大段ボール迷路がありましたが、おそらく今後もっとしっかりと整備されるのではないかと思います。
2.魅力(見どころ)は?
2-1.子供から高齢者も楽しめる!
子供も大人も体験が好き!?
園内には様々な体験施設があります。万華鏡作り、パン作り、そば打ち、せんべい焼き、乗馬、エサやり体験等々。
今回は子供がせんべい焼きと乗馬、エサやり体験をしました。
◆せんべい焼き
「鶴次郎商店」ではせんべいの手焼き体験ができます。
まず2枚入りのせんべい(焼く前のもの)を150円で購入します。人気がありますので、行列ができることがあります。順番がきたら、軍手をして専用の棒でせんべいを挟んでかまどであぶると大きく膨らみます。お店の人が手伝ってくれますので気軽に体験でき、子供も楽しそうにやっていました。
焼きあがったせんべいはその場で食べるとおいしいですよ。
◆乗馬
小さい馬(ポニー)なら3歳以上から500円で乗馬できます。
大きい馬なら5歳以上から800円で乗馬できます。
どちらもトラック1周となります。スタッフが補助してくれますので、小さい子供でも安心です。
◆エサやり
馬、ヤギ、ひつじ、豚へのエサやり体験ができます。馬はにんじん(1カップ100円)、ヤギ・ひつじは同じエサ(1カプセル100円)、豚は専用のエサ(1カプセル100円)となります。
結構な勢いで食べにくるので、特に小さい子供がエサやりをする場合は気を付けてみてあげてください。
高齢者は昔を思い出す!?
「やまびこ学校」は内装を一新して、昭和の時代の雰囲気を再現しています。昔の家の中(居間や台所、風呂)、駄菓子屋、本屋、理容店、飲み屋など、高齢者の方は懐かしく思うんじゃないでしょうか。
1階の様子です。
2階の様子です。商店街となっていますので、いろんな昔のお店を見ることができます。
また、昔懐かしのロバパンもあります。僕が小さいころ(昭和の終わりころ)は家の近くをロバパンの車が走っていましたが、最近はなかなかまちでは見なくなりましたね。
子供が楽しめる遊具(遊び場)
有料となりますが、ゴーカートやおもしろ自転車、芝滑り、アーチェリー、先ほど紹介したインモーション(体重移動で簡単に乗れる次世代乗り物)など、子供が楽しめる遊具や遊び場が充実しています。
ただ、ちょっと料金が高いのがネックですね。せっかく入園料を無料にしたのですから、もう少し遊具の利用料も下げれば利用率は高まると思います。
ゴーカート | 身長140cm以下は 保護者同伴 | 1台1周 600円 |
おもしろ自転車 | 4才以上 | 1人15分 300円 |
芝滑り | 4才以上 | 15分 300円 |
アーチェリー | 10才以上 | 矢10本 300円 |
インモーション | 小学生以上 | 15分 500円 |
アクアチューブ | 4才以上 | 5分 1人400円 |
2-2.岐阜県産の食材を使った美味しい料理!
おすすめは「農家レストランやまびこ」です。
広いレストランでは、飛騨牛(5等級)などの一品料理を頼むと、岐阜県産の食材を使った料理やスイーツなどが食べ放題です。お値段も大人1500円前後とお手頃で、4歳未満は無料となっています。
お昼時に行くと混雑しますので、ちょっと時間をずらしていくと落ち着いて食事ができます。ちなみに制限時間はありません。
2-3.四季の里山を感じる!
オープン初日の4月は桜、菜の花畑や、チューリップが見どころでしたが、季節ごとに違う花が咲き誇り、1年を通して四季の里山を感じることができます。これが「ぎふ清流里山公園」のコンセプトとなっています。
2-4.1日中遊べる!
公園としては広いですが、1日あれば充分歩いて回れる広さですので、自然を満喫しながらゆっくり過ごせると思います。いろんな体験をしてみてもいいですね!
また、長い距離を歩くのは大変だという方は、「里山バス」がありますので利用されるとよいと思います。
ぎふ清流里山公園で遊んだあとは、温泉施設「里山の湯」もありますのでゆっくり体を癒すのもよいかと思います。
入浴料
平日 | 大人(中学生以上)600円、小人(4才以上小学生以下)300円、3歳以下無料 |
休日 | 大人(中学生以上)700円、小人(4才以上小学生以下)300円、3歳以下無料 |
3.駐車場は混む?
公共交通機関でのアクセスがあまりよくないため、ほとんどの方が車で行くことになると思います。駐車料金は無料です。
ですから、土日は駐車場は混み合い、早めに行かないと入場門に近い場所を確保することは難しいです。
ただ、駐車台数は普通車3000台分ありますので、混んだとしても停められないということはないと思います。
4.営業時間・定休日
◆営業時間
3月~11月 | 9:00~18:00 |
12月~2月 | 10:00~17:00 |
「里山の湯」は10:00~22:00
◆定休日
3月~11月 | 無休 |
12月~2月 | 水曜定休 |
「里山の湯」は年中無休
まとめ
2018年秋には入口の手前に新たな大型アスレチックができるということなので、子供がいる家族にはまた行く楽しみが増えますね。
自然あり、遊びあり、動物との触れ合いあり、昭和の雰囲気あり、体験ありといったいろんな楽しみ方ができる公園だと思います。
以前の日本昭和村に行ったことがある方もない方も、まだ「ぎふ清流里山公園」に行かれていない方は一度行ってみてはどうでしょうか。おすすめです。
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また、美濃加茂を1日楽しむコースとして、モンテール×ぎふ清流里山公園を考えてみましたのでご一緒にお読みください。