岐阜大仏(カゴ大仏)は日本三大仏のひとつ。三大仏を比較すると・・・

正法寺の外観 岐阜公園と周辺

 

大仏といえば、奈良の大仏(東大寺)と鎌倉の大仏(高徳院)がすぐ思い浮かびますよね。

日本三大仏と言ったら、他にどこを思い浮かべるでしょうか。

実は、岐阜市には日本三大仏のひとつと言われる岐阜大仏という巨大な大仏様がいらっしゃいます。

日本三大仏

 

奈良の大仏や鎌倉の大仏ほど認知度がありませんので、岐阜市にお住まいの方でも見たことがないという方は結構いるのではないかなと思います。

 

ただ、その大きさは奈良の大仏にもひけをとりませんし、奈良や鎌倉の大仏とは全く異なる工法でつくられた大仏であることから、文化的な価値が高い大仏となっています。

 

今回は、岐阜大仏と岐阜大仏がある正法寺の見どころをご紹介します。

 

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1.正法寺へはどうやって行くの?

住所は、岐阜県岐阜市大仏町8番地です。

 

JR岐阜駅からバスで行く場合、北口バスロータリー12番・13番乗り場から乗車して最寄りのバス停「岐阜公園・歴史博物館前」まで13分。バス停から岐阜大仏がある正法寺まで徒歩5分程度で着きます。バス停から南に歩いて行くとコメダ珈琲が見えますので、道路挟んで反対側にあります。

正法寺出入口

 

車で行かれる場合は、参拝者専用駐車場があり、10台前後駐車できます。くれぐれもここに駐車したまま岐阜公園など他のところには行かないようにしましょう。

参拝者専用駐車場看板

 

2.開館時間・定休日・拝観料は?

開館時間

9:00~17:00

無休

拝観料

大人(高校生以上):200円

小人:100円

 

3.岐阜大仏(県指定重要文化財)の見どころ

歴史

江戸時代初期に正法寺の第11代惟中和尚(いちゅうおしょう)が相次ぐ大地震や飢饉の災霊の祈願をたて、大釈迦如来像の建立を図り、跡を継いだ第12代肯宗和尚(こうしゅうおしょう)のときに38年の歳月をかけて1832年に完成したそうです。

 

大きさ

岐阜大仏の魅力はなんといってもその大きさにあります。大仏殿を入るとすぐ岐阜大仏が現れ、下から見上げるその大きさに圧倒されてしまいます。

岐阜大仏の像高は13.63mもあり、奈良の大仏より約1.3m低く鎌倉の大仏より約2.3m高いんです。

ただ、参拝客を見おろす暖かい眼差しに、なんだか心がホッとします。

大仏正面

カゴ大仏と呼ばれる理由

岐阜大仏はカゴ(籠)大仏とも呼ばれています。それはこの大仏の作り方に秘密があります。

岐阜大仏の作り方は、まず竹で大仏の大まか形を作っていき、そこに粘土を塗っていきます。その上に、経典の書かれた美濃和紙をのり張りし、さらにその上に漆(うるし)を塗り金箔を施した乾漆仏です。竹でカゴを編むように下地を編んでいることから、カゴ大仏と言うんですね。

乾漆仏としては、岐阜大仏は日本一の大きさを誇るそうです。

 

大仏殿と一体構造

直接目で見ることはできませんが、大仏の中には「真木(しんぼく)」と呼ばれるイチョウの木の柱が通っており、台座から背骨のように伸びて、首の後ろあたりを突き抜けて天井まで到達しています。このため、岐阜大仏と大仏殿は一体的な構造となっています。

大仏様がやや前かがみになっているのはそのためでしょうか。

大仏の断面図

 

日本三大仏の比較

日本三大仏を下の表のとおり比較してみました。奈良の大仏や鎌倉大仏に比べて歴史は浅いですね。また、工法も他の2つとは異なる特徴があります。

 

奈良の大仏

鎌倉大仏

岐阜大仏

完成

752年

1252年建立開始(完成不明)

1832年

工法

鋳造

鋳造

乾漆造

像高

14.98m

11.35m

13.63m

顔の長さ

5.33m

2.35

3.63m

耳の長さ

2.54m

1.90m

2.12m

目の長さ

1.02m

1.00m

0.66m

 

4.正法寺(市指定重要文化財)の見どころ

歴史

パンフレットによると、正法寺は江戸時代初期に中国から伝わった黄檗宗(おうばくしゅう)の寺院で、中国風の造りが特徴の建物です。

大仏の構造上、雨風を凌ぐ必要があったことから、大仏の建立と並行して大仏殿も造られたと考えられています。

正法寺の外観

特徴

大仏殿の中心部には、高さ約13mの大仏を収めるために広い空間が形成されており、大仏の周囲を巡ることができる回廊があるなど、他の大仏殿には見られない特徴があります。ただし、残念ながらこの回廊は通常は使えないそうです。

 

大仏の周囲に五百羅漢

薄暗い中、五百羅漢がずらーと並んでいます。

子供と行くと、ちょっと怖がるかもしれませんので要注意。

像(入口右側)

 

重要文化的景観

正法寺は文化庁に選定された「長良川中流域における岐阜の文化的景観」の重要な構成要素(建築物)となっています。

重要文化的景観

 

まとめ

岐阜が誇る岐阜大仏、拝みたくなってきましたか?(笑)

混雑することはありませんので、ゆっくりと拝観できると思います。

 

また、近くには他にも見どころいっぱいの観光スポットがありますので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

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