先日、アメリカに住む友達(女性)が1歳児の子供を連れて地元(日本)に遊びにきました。子供はアメリカ人(父親)と日本人(母親)のハーフです。父親は日本語が話せないので子供には英語で話し、母親は英語も話せるのですが日本語で話しかけるそうです。子供は将来バイリンガル間違いなしですね。
少し前にテレビで、幼児の英語教育について林修氏が持論を語っていました。
幼児の英語教育は全く必要ないというものです。それよりも他のスペックを伸ばせ、それによって英語はあとからでも十分習得可能だということだそうです。英語ができない親ほど、幼児のころから英語教育を受けさせたがる傾向があるとも。
なるほど、一理ある!
昔は(少なくとも僕の子供のころ)は、幼児の英語教育なんてほとんどやっていなかったんじゃないかな。英語の授業も中学生になってからでした。
でも、英語を話せる人は話せますよね。留学なんてすれば1年でペラペラです。
ただし、僕は英語ができません!
そして、僕の子供(5歳)、英語教室通っています!
(英語ができない親ほど・・・当たっている!)
子供が英語を習いたいって言ったわけではありません。(言うわけないですよね!)
最初は親が半ば強制的にやらせるわけです。子供の将来を願って。
英語教室の効果は?
週に1回40分の授業です。これだけで英語が話せるようなるかというと、絶対なりません!
週1の英語教室は、気休め程度です。英語に触れ合う機会を週に1回作ってあげているという程度だと思った方がいいかもしれませんね。
うちも5歳の子供が英語教室に2年近く通っていますが、全然しゃべれません。
それでも、英語教室に通っている子が英検3級を取ったとか、英語が話せるようになったとかって宣伝していますよね。それは親のやる気と子供のやる気の問題だと思います。英語教室に通うだけでなったのではなくて、家でも予習、復習あるいはその他の英語教材を使ったりしながら、能力を伸ばしていった結果です。
子供にやる気があれば、親が一生懸命サポートしてあげればいいんです。
子供にやる気があまりないのなら、今の段階で無理にやらせる必要はありません。さっきも言いましたように、週に1回英語に触れ合う機会を作ってあげるという程度の心構えでいいんじゃないでしょうか。今後のために英語に多少でも慣れておくという意味合いですね。
小学校での英語の授業は?
現在国では、小学校では5、6年生が教科ではないものの、英語活動として英語に親しむ時間を設けるとしています。そして、2020年には小学校3、4年生で英語活動の必修化、5、6年生で英語が教科化されるということです。
お住まいの地域によっては、もっと早くから英語活動を取り入れている自治体もあります。僕の住んでいるところでは、小学校1年生から英語活動がなされています。(時間数は少ないですが)
こうした英語学習の低年齢化に伴い、幼児のころから英語に慣れ親しむというのは、抵抗感なく小学校からの英語に入っていけるという意味では有効だと思います。
まとめ
子供が英語を楽しんでいれば、親はもっともっと楽しくなる工夫をして英語を身近なものとしていけばいいと思います。かしこまって「教育が~」、「英検を~」なんていうと、親も義務感で縛られるようになって息苦しくなると思います。
気楽な気持ちで向き合うといいと思います。
林修氏が言うように全く必要ないかというと、英語に慣れ親しむという点では有効かと思いますので、多少なりとも英語の環境をつくってあげるのは僕はよいことだと思います。
決して子供に無理強いをせず、楽しい環境で英語に親しむのが子供にとっては一番近道!