前回は女の子向けの段ボール工作として、フィギアやぬいぐるみ達のお家をご紹介しましたので、今回は男の子向けの段ボール工作をひとつご紹介します。
男の子は早かれ遅かれ車に興味を持ちます。うちの息子も気が付いたら車が好きになっていて、いとこからもらったミニカーでよく遊ぶようになりました。
ミニカーを床で走らせたりしながら遊んでいましたが、サーキット場のようなものがあったら面白いだろうなと思い、段ボールで作ってみることにしました。
ポイントは、コンパクトなものであることと、平らではなく高低差(上から下へ)のあるサーキットにしているところです。
1.サーキット場の作り方
【材料】
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材料はたったこれだけですので、とても簡単に作れます。
写真をみて分かるように、上から下へとミニカーを走らせますので、高さのある段ボールの方が高低差がついて面白いと思います。
①まず外枠の段ボールを用意し、蓋の部分はカットします。
この外枠の段ボールは、ミニカーを中に入れて保管場所としても使えますし、サーキットを支えるための役割をしています。
②サーキットの最初の直線部分を作ります。
ミニカーの大きさに合わせて、サーキットの道幅を決めます。落ちないよう両サイドに、ミニカーの高さ程度の壁を作ります。壁はカッターで段ボールに薄い切り込みを入れ折り曲げるだけです。
出来上がった直線部分を外枠の段ボールにガムテープで固定します。(青色の部分)
③第1ヘアピンカーブを作ります。
下向きにカーブさせるので少し工夫が必要です。段ボールを写真の点線のようにカットし、段ボールを重ねたりしながら高低差が出るようにします。作りながら調整してみてください。
最初の直線部分とジョイントさせるととともに、カーブするところで外枠の段ボールにガムテープでしっかりと固定します。(青色の部分)
④第2の直線部分を作ります。作り方は②と同じですので省きます。③のカーブとジョイントさせます。
⑤第2のヘアピンカーブを作ります。基本的には③と同じで、向きが逆になるだけですね。④の直線部分とジョイントさせるとともに、カーブするところで外枠の段ボールにガムテープでしっかりと固定します。(青色の部分)
⑥最後の直線部分を作り、⑤のカーブとジョイントさせるとともに、外枠の段ボールにガムテープでしっかりと固定します。
一番最後は、走り切ったあとに遠くまで走って行かないようにストッパーを付けています。
ストッパー部分は取り出しやすいように、ミニカー1台分、外枠の段ボールからはみ出す形で作っています。
⑦おまけとして、途中にトンネルを作ってみました。段ボールを適当な大きさにカットして、取り付けただけです。
⑧制作時間の目安は、2時間くらいです。
2.遊び方
ミニカーを走らせて遊ぶ
ミニカーをいくつか持っているなら、連続してミニカーを次々投入しても面白いと思います。ミニカーによって速さが違ったりします。
どんぐり等を転がして遊ぶ
うちの子供は公園で拾ってきた大量の「どんぐり」を転がして遊んでいました。上の写真を見てもらうと分かるように、箱の中にどんぐりが大量にあります。
他にも丸いものであれば転がっていきますので、ビー玉などを転がしてみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
段ボールは無料ですし、ガムテープももともとあるものを使いましたので、全くお金をかけずに作ることができました。
男の子向け(息子用)に作ったんですが、娘(お姉ちゃん)も一緒に楽しく遊んでいましたので、男女共用でもいけると思います!
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