子供は早ければ幼稚園の頃から字を書くことができます。
子供が本格的に字を学ぶのは小学校1年生からです。
字を上手く書くには、
小学校1年生から字を上手く書くために、子供自身がすべきこと、親がすべきことについて4つのポイントを紹介していきますので、参考にしてみてください。
1.正しい鉛筆の持ち方をマスターしよう!
鉛筆の持ち方は重要です。変な持ち方で上手く書ける人もいることはいますが、字が上手い人は正しい持ち方をしている人が多いです。
なぜ正しい持ち方だと上手く書けるのかというと、力の調節がしやすく、鉛筆を滑らかに動かすことができる一番字を書きやすい持ち方だからです。
正しくない持ち方のクセがついている大人が正しい持ち方に改めるのは、結構しんどいと思います。
でも、まだ持ち方が定まっていない子供だったら、「これが正しい持ち方だよ」と言って教えこめば、比較的簡単に正しい持ち方をマスターしますよ。
正しくない持ち方の例は以下のとおりです。よくありがちな持ち方ですね。
正しい持ち方を写真でご紹介します。
上の写真を見てわかるように、正しい持ち方は見た目もスマートですよね。
正しい持ち方をマスターするコツを一つご紹介します。
洗濯ばさみを用意してください。
洗濯ばさみを鉛筆の削ったところの少し上に取り付けます。
あとは下の写真のように、Vの間に人差し指を入れて握ると、自然と正しい持ち方ができますよ。子供に試してみてください。
2.正しい姿勢を保とう!
美しい字は美しい姿勢からです。体が曲がっていると、どうしても字も曲がってしまいます。
あとは気持ちの問題で、姿勢がピシっとしていると字もきれいに書こうという気持ちになります。
・背筋を伸ばしていすの背もたれから離れて座る
・机とお腹の間はこぶしが一つ入る程度あける
・足は床につける(つかない場合は台をおく)
3.お手本のある練習帳を使おう!
上手な字をお手本にして書くと、上達が早くなります。練習帳は100均でも売っています。ちなみに、これがダイソーで売っていた「子どものための字がきれいになる練習帳」です。
ひらがな、数字、カタカナの練習ができ、一文字一文字、とめ、はね等の書き方のポイントが書かれています。とりあえず子供には、見本どおり書いてもらって、親がポイントを指摘しつつ赤ペンで添削してあげるとよいと思います。
4.褒めて褒めて褒めまくろう!
子どもには褒めることがとても有効です。
ちょっとでも上手に書けたら、少し大げさでもいいので褒めまくりましょう。褒められて嬉しくない子はいません。
「いいね~○○ちゃん、ここのはねるところ、めっちゃ上手!!」
こんな感じで褒めまくると、子供も気分がよくなって、練習が楽しくなります。楽しく練習すると上達が早くなります!
逆に怒るのは厳禁です。「なんでここまっすぐ書けないの!」とか、「もっと早く書きなさい!」とかは最悪ですね。子供は字を書くのが嫌いになってしまいます。
ゆっくり丁寧に書けばいいんです。まっすぐ書けなくても、まっすぐ書けたときに褒めまくればいいんです。親は広い心で温かく見守る姿勢が大切です。
まとめ
字が上手くなるコツは他にもありますが、子供はたったこれだけでも劇的に上手になります。
子供は正しい鉛筆の持ち方をマスターし、正しい姿勢で書くこと。
親は子供のために練習帳を用意してあげて、上手く書けたときには褒めまくること。
以上です。