下の息子が生まれて、息子用のおもちゃにと作ったのが段ボールカーでした。3年弱くらい前に作ったものですが、これはまだ健在です。甥っ子や姪っ子が遊びに来た時に活躍しています。ボロボロですが・・・
この記事に掲載する写真も、当時作り方を写真で残すという発想がなかったので、制作過程はまったく写真に残っていませんし、作った直後の段ボールカーを単独で撮った写真もありません。子供が乗っている段ボールカーと、現在のボロボロの状態の段ボールカーしかお見せできませんのでご了承願います!
この段ボールカーも僕の段ボール工作の中で、息が長いロングヒット作品となっていますので、形などを参考にしながらチャレンジしてみてください。
1.段ボールカーの作り方
【材料】
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座って負荷をかけるものですので、丈夫な車に仕上げていきます。ですから、段ボールは2Lくらいのペットボトルのドリンクが入っているものが硬くておすすめです。スーパーなどで無料でもらえると思います。
①実測したところ、下図のような寸法です。
背もたれはペットボトルの段ボールを、取っ手の部分を活かしたまま使っています。これは持ち運びに便利です。
基本的には、段ボールの形をそのまま活かし、余分なところをカットしているだけですので、同じ形の段ボールを寸法どおりに何枚もカットして貼り合わせるといった作業はありません。
②座るところの下には、座ってもへこまないように段ボールを適当に折り曲げて入れ込みます。ポイントは、段ボールを横向きにして目一杯敷き詰めるのではなく、段ボールを縦向き(波波のところが上下にくるよう)に入れると強度が出ます。
③既存のおもちゃのはめ込み部分を作ります。既存のおもちゃは、過去に西松屋で買った車のおもちゃですが、ハンドルもエンジンスイッチもギアもついていてちょうど良かったので、これを活用してみました。(ない場合は、ご自身でアレンジしてみてください。)
※写真のはめ込み部分がボロボロですみません・・・
⑤車が動くように、車の下にキャスターを2つ取り付けます。キャスターは100円ショップ「ダイソー」の園芸コーナーに売っています。確か1つ200円だったと思います。
最初はキャスター1つだけだったんですが、バランスが悪くてよく転んでしまっていたので、2つにしたところ倒れることなく、バランスがよくなりました。
布のガムテープでしっかりと固定しましょう。
キャスターを取り付けたら、前後左右にダミーのタイヤを段ボールで作りましょう。
⑥ワイパーも付けてみました。
⑦段ボール丸出しでも結構なんですが、見栄えをよくするために100均で売っている包装紙(偶然、セリアに車の絵が付いている包装紙を見つけました)を本体に貼り付けました。
また、座るところには、これも100均で売っているフェルトを貼り付けました。
⑧制作時間の目安は、6時間くらい。包装紙を貼る手間が結構面倒くさいかも!
2.遊び方
今でこそおもちゃをはめ込むところがボロボロで、おもちゃがすぐ取れてしまいますが、完成した当初はガチっとはまるように作ったので、ハンドルをしっかり握って足でこぎながら家中を走り回ります。
兄弟(姉と弟)で取り合ったり、姪っ子や甥っ子が来た時なんかは順番で使ったりしています。
キャスターがよく滑るので、かなりスムーズに進むことができますし、方向転換もお手の物です。
兄弟がいるご家庭は取り合いにならないように、仲良く遊ばせましょう(笑)
まとめ
家の中で遊ぶ車なら、おもちゃ屋さんでも売っていますがやっぱり手作りしてあげると子供も喜びますよ。リーズナブルですしね。
ここまで手間かけなくてもいいって方ならもっと簡単に作れると思います。
➡メルちゃん等の人形が乗るベビーカーの作り方はこちらをどうぞ!
➡段ボールでミニカー用のサーキット場を作って遊ぼう!
➡制作難易度ランキングをまとめましたのでご覧ください。