クロスバイクを毎日乗っていると、結構頻繁に後輪がパンクするっていう経験された方っているんじゃないでしょうか。
僕も、毎日片道3kmですが、超メジャーどころのクロスバイク「GIANT ESCAPE R3」で通勤しています。
たまに違う道を通ったりして、知らずに深い段差に遭遇してしまうと、「あ、やったかも!?」という感触に見舞われ、案の定パンク・・・ということが多々ありました。
僕の経験上では、ガラスの破片や釘などが刺さったパンクというよりは、段差などでのリム打ちパンクが大半かなと思います。
リムというのは、ホイールの外側のタイヤが取り付けられる枠の部分を言います。縁石などの段差を乗り上げた際に、このリムの角と路面との間にチューブが挟まれて起きるパンクがリム打ちパンクです。
リム打ちパンクはタイヤの空気圧が不足しているときに起こりやすいので、これを防ぐには、タイヤの空気圧を適正に保つ必要があります。1週間に1回程度タイヤの空気圧をチェックするといいと思います。
パンクを修理するには、チューブ自体を交換する方法、あるいはパッチを当てて穴をふさぐ方法があります。簡単確実なのはチューブ自体を交換する方法ですが、安く済ませたいなら、パッチで穴をふさぐ方法ですね。
1.事前準備
段ボールなど(逆さにした自転車の下に敷くもの)
空気入れ
チューブ(チューブ自体を交換する場合)
パッチセット(穴をふさぐ場合)
水入りバケツなど(穴をふさぐ場合)
たったこれだけでOKです。
ちなみにチューブは自転車屋やホームセンターなどで1,000円前後で買えると思います。
自分の自転車のタイヤの側面に、「700×28C」といった英数字が書いてあるかと思いますので、確認の上購入してください。
パッチセットは、100均で売っているもので十分です。
2.チューブ自体を交換する場合
とても分かりやすい動画がありますので、こちらを参考にされると素人でも簡単にチューブ交換ができます。
3.パッチで穴をふさぐ場合
新しいチューブにするか、今までのチューブを直して使うかの違いだけなので、手順は上の動画で見た流れで変わりません。穴を特定してパッチでふさぐという手間が増えるだけです。
ただ、慣れてしまえばそんなに手間ではありませんので、経済的に済ませたい場合はこちらのやり方も覚えておくといいと思います。
チューブをタイヤから取り出したら、水の入ったバケツなどに入れて穴の位置を特定します。穴が空いているところから泡が出ますのですぐわかります。1か所だけじゃないかもしれませんので、全体を1周させて確認してみてください。
穴が特定できたら、マジックか何かで印をつけておくとよいでしょう。
穴の周辺を紙やすりで優しくこすって、汚れを落としておきます。
ゴムのりをチューブに直接薄めに塗り、3分くらい放置します。
パッチの後ろのシールをはがして、穴の空いているところに貼り付けます。
金槌などで優しくたたきながらパッチをチューブに密着させ、表側の透明のフィルムをはがします。
最後に、空気漏れがないかの最終確認です。チューブに軽く空気を入れ、再び水の中に入れて泡がでないか確認してください。
泡がでなければ穴がふさがったということですので、チューブの修理は完了となります。
あとはチューブをタイヤに入れていきますので、上の動画で見た手順と同じになります。
4.タイヤをリムにはめこむ際のコツ
バルブがある方から先にはめて、最後にはめるのはバルブと反対側となるようにします。
そして、手のひらを使って体重をかけるように押しこむと結構簡単にはまりますので、苦労されている方は一度お試しください。
まとめ
クロスバイクやロードバイクは、軽快に走るためどうしてもタイヤが細いものになります。細ければ細いほどパンクへの耐性は低くなります。
空気圧を適正に保つことでパンクを減らすことができます。
毎日乗る前に手で確認してみるといいと思います。
はっきり言ってパンク修理の時間なんてものは無駄な時間ですので、なるべくパンクを減らし快適なバイクライフを送りましょう!