親が段ボール等で工作していると、子供にも工作欲が伝染するんでしょうか。子供も工作するのが大好きです。
今回は、5歳の幼児(女の子)が自分でお菓子の空箱を持って来て、迷路を作りだしたのでしばらく静観していました。これがうまいこと考えて作っていくんですね。我が子ながら感心しました。
ちょっとした仕掛けなど、僕が手伝ったところも多少ありますが、ほとんど5歳の子供が作り上げましたので、紹介させてください。
親が作ってあげてもいいですし、子供と一緒に作るのも楽しいと思いますので、幼児がいるご家庭は参考にしてみてください。
1.ビー玉迷路の作り方
【材料】
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子供がメインで作るので、カッターよりはさみの方が安全だと思います。お菓子の空箱なので、段ボールほどの厚みもなく、はさみで十分カットできます。
①迷路の壁をつくる
壁の立て方は、下の部分を片方だけ曲げるのではなくて、左右両方に曲げるとバランスよく立ちます。イメージとしては下の写真を参考にしてみてください。
ビー玉の通り道となるよう壁を立てていきますが、途中行き止まりにしてみたり、別のルートからでも行けるように工夫してみたりしてください。
ちなみに壁の位置はすべて子供が決め、自分でテープ止めしています。
②仕掛けをつくってみる
壁の位置は子供が決めましたが、もう少し楽しめるように僕が手伝ったのは、以下のA・Bの部分です。
下の「A」の部分にはビー玉がちょうど通れるくらいの穴を開けてみました。
簡単に通らないよう、ビー玉より少し大きいくらいの大きさにして、ゲームの難易度を少し挙げました。
また、「B」の部分では、ビー玉の直径よりほんの少し小さい幅で輪ゴムを張っています。そうすると、箱を傾けただけでは輪ゴムのところで止まってしまいますので、輪ゴムを通すには少し勢いをつけてビー玉を転がす必要があります。
ゲームとしてはちょっとだけ難しい方が子供も楽しめると思います。
③ラップで蓋をする
最後に、ビー玉を中に入れて、ビー玉が外へ飛び出さないようにサランラップをピンと張りつけます。
ピンと張ってテープで固定するのは5歳の幼児だけでは難しいので、僕が手伝っています。
2.遊び方
一応スタートとゴールの位置を決めていますが、ゴールからスタートまで逆走しても何ら問題ありません。(特にルールはありません)
箱を傾けながら、スタートとゴールを行き来したりします。
この迷路ではゴールの仕方が5通りほどありますので、いろんなルートからゴールを楽しめます。一番難しいルートは以下のルートになります。
まとめ
クオリティとしては決して高くありませんが、子供が自分で考えて工夫しながら作ったということに意義があります。
子供にこうした工作欲が出てきたら、子供の好きなように任せつつ、親として最低限のフォローをしてあげられると、子供の自主性が育っていくのではないかと思います。
そして完成した作品に対しては最大限誉め、一緒になって遊ぶと子供も喜び、また次につながっていくと思います。
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