一般的にはマイクロソフトのオフィスにあるワードやエクセルが知られているかと思います。
仕事なんかでもワードやエクセルはよく使いますね。
家電量販店で販売されている新品パソコンは、だいたいマイクロソフトオフィス付きとなっています。
一方ネット通販の中古パソコンでは、マイクロソフトオフィスが付いていないものが多いです。
逆に付いている中古パソコンだと値段が上がります。
また、追加オプションで付ける場合は約2万円ほど追加料金が必要となります。
マイクロソフトオフィスが付いていない中古パソコンには、キングソフトのWPS Officeというソフト(正規版)が付属していることが多いです。
キングソフトのWPS Office、初めて聞く方も、聞いたことあるけど使ったことがないという方もいるかと思いますので、どんなソフトなのか、マイクロソフトオフィスと互換性はあるのか、どう違うのかなどについて解説していきます。
キングソフトOfficeの互換性
キングソフト社(東京都港区赤坂)が開発した、マイクロソフトオフィス(Microsoft Office)と互換性がある文書作成、表計算、プレゼンテーション用のソフトです。
マイクロソフトOffice | キングソフトWPS Office | |
文書作成 | Word(ワード) | Writer(ライター) |
表計算 | Excel(エクセル) | Spreadsheets(スプレッドシート) |
プレゼン | PowerPoint(パワーポイント) | Presentation(プレゼンテーション) |
マイクロソフトオフィスで作成した書類を、WPS Officeで開いて、編集、保存することができますし、その逆もまた同様にできます。
マイクロソフトOffice2007以降のファイル形式「.docx」、「.xlsx」、「.pptx」にも対応しているため、高い互換性をもっています。
キングソフトOfficeとマイクロソフトOfficeの価格
キングソフトWPS Officeの魅力は何と言ってもその価格の安さにあります。
キングソフトWPS Office Standard Edition (Writer、Spreadsheets、Presentation) | 5千円~6千円 |
マイクロソフトOffice Home&Business (Word、Excel、PowerPoint) | 約3万5千円 |
※パワーポイントが付いていないMicrosoft Office Personalの場合は約3万円
キングソフトWPS Officeの方が圧倒的に安いですね。(マイクロソフトOfficeの7分の1程度)
➡こちらの記事も参考にしてみてください。
見た目の比較と使いやすさ
↓キングソフト Writer(ライター)の見た目
↓マイクロソフト Word(ワード)の見た目
↓キングソフト Spreadsheets(スプレッドシート)の見た目
↓マイクロソフト Excel(エクセル)の見た目
見た目そっくりですね。
WPS OfficeはマイクロソフトOfficeの機能であまり使われないような機能をカットしているそうですが、そう高度なことをしなければWPS Officeでほぼ問題ありません。
使い勝手もよいです。ワードやエクセルを普段から使っている方であれば、同じような操作でできますので、違和感なく使用できると思います。
会社ではワードやエクセル、家ではキングソフトのライター、スプレッドシートという風に使い分けてもいいですね。
まとめ
個人的な感想としては、キングソフトWPS Officeを選択することは、価格面、機能面からみて十分アリだと思います。
特に中古パソコンを購入する場合、せっかく安く中古パソコンを買おうと思っても、マイクロソフトOfficeをつけることによって値段が一段と上がります。
マイクロソフトOfficeの代わりにキングソフトのWPS Officeが付属している中古パソコンを選び、その分スペックをよりよいものにした方が賢明だと思います。