岐阜市の中心部にある伊奈波神社。岐阜市民にとっては初詣の定番の神社ですね。
この伊奈波神社で七五三のお参りをしようと考えている方に、実際に経験したことをもとに、参考になる情報をお伝えできればと思います。
- 伊奈波神社では、七五三参りに予約が必要か?
- 御祈祷してもらうには、いくら包めばよいか?
といった点についてご説明します。
伊奈波神社の七五三は予約が必要?
結論からいうと、予約は不要です。
伊奈波神社では、受付順に何組かまとめて祈祷します。
私たち家族が伊奈波神社へ七五三に行ったときには、3組の七五三家族がまとめて1つの部屋に呼ばれてご祈祷してもらいました。
神職(年配の人、若い男性)、巫女さんの3人がおり、
受付で記入した子供の住所、名前、年齢を順番に読み上げていく感じで進んでいきます。
3組で時間にして10分~15分くらいでした。
人数が多ければ多いほど、時間がかかるということですね。
10月・11月頃に行けばほとんどが七五三関係だと思いますが、中には七五三とは関係ない人も混じっていることもあります。
悪く言ってしまえば、十把一絡げ(じっぱひとからげ)ですね。
子供さん一人に対して丁寧にご祈祷してもらいたいなら、そういう神社を探したほうがよいと思います。
伊奈波神社の祈祷料金(初穂料)はいくら?
1人5,000円以上となります。
受付の際に「お志(こころざし)はお一人5,000円以上からお願いします」と言われます。
実際伊奈波神社のホームページを確認すると、5,000円・10,000円・15,000円となっていますが、1万円包んでも特別扱いになるわけではありませんので、5,000円で全く問題ないと思います。
私たちは、7歳娘と5歳息子の2人同時でしたので、5,000円×2人分で1万円を包みました。
さて、この祈祷のお礼はどうやって渡すのでしょうか。
答えは、のし袋に入れて渡すのが正しいです。
祈祷のお礼(初穂料)を入れるのし袋の種類は?書き方は?
七五三で使うのし袋は、
「紅白紐で蝶結びの水引」ののし袋を選びましょう。
紅白紐は、のし袋に印刷されているもので構いません。100均やコンビニで買うことができます。
本格的な紅白紐のものでももちろんいいのですが、伊奈波神社では受付したときに、確認のためすぐお金を出されてしまいますので、特に高いのし袋にする必要はないと思います。
のし袋の書き方は、
上側に「御初穂料」または「初穂料」
下側に子供の名前を書きます。
七五三の対象となる子供が2人いる場合は、
子供の名前を横に並べて書きます。
その場合、当然初穂料は2人分入れます。
5千円札を2枚入れても、1万円札1枚でもどちらでも構いません。
伊奈波神社での参拝の順序
伊奈波神社の駐車場
車で行かれる方は、伊奈波神社専用の駐車場に駐車します。
伊奈波神社を正面にしたときに、右側に10台分ほどの駐車場がありますし、もう少し上まで登ったところに32台分の駐車場があります。
無料の駐車場です。
参集殿で受付
駐車場からさらに上に行った左側に参集殿という建物があり、そこで受付をしています。
入口に「祈祷受付」と書いてあるので分かると思います。
受付は「午前9時から午後4時まで」となっています。
受付で、子供の住所(ふりがな)・氏名(ふりがな)・年齢を記入します。これがご祈祷のときに読み上げられる住所・名前・年齢になりますので、丁寧に書きましょう!
先ほども書きましたが、受付で初穂料をお渡しします。
祈祷控室で待機
受付が終わったら、2階へ上がって祈祷控室で待機します。
子供は着物を着ていると階段を上るのが大変なので、エレベータを使うことをおすすめします。
祈祷室でご祈祷
待合室で10分ほど待っていると、名前を呼ばれます。私たち家族が行ったときは平日でしたし、混んでいませんでしたので10分ほどの待機でした。
祈祷してもらう部屋(祈祷室と呼びます)に案内されますが、祈祷室の入口は高さが低いので、大人の方は気をつけましょう。
私は入るときと出るとき、2回も頭ぶつけちゃいました。
中に入ると、イスがたくさん並べてありますので、前の方から詰めて座ります。
あとは神職さんがご祈祷の行事を進めてくれます。
3組くらいの場合、10分から15分くらいですべて終わります。
最後に、子供は定番の七五三の袋をもらって部屋を出ます。中には千歳あめもちゃんと入っています。
記念撮影
参集殿を出た正面のところに撮影スポットがありますので、家族で記念撮影をすると思い出に残ると思います。
同じタイミングで祈祷が終わった家族が記念撮影で並ぶことがありますので、タイミングが悪いと待つことになります。
本殿への参拝
一番奥にある本殿へ参拝に行くかは自由です。
階段が結構長いので、着物を着た子供には大変だし危ないですので、無理されないように。
うちの7歳の娘はさすがに歩くのが大変そうだったので行くのをやめましたが、5歳の息子は手すりにつかまりながら、階段を上って行きました。
インスタ映えスポット
朱色の鳥居の中で、着物姿の子供達はインスタ映えするんじゃないでしょうか。
趣があっていいですね。
まとめ
伊奈波神社は予約なしに行けるのが気楽でいいと思います。
伊奈波神社は知名度もあり人気の神社なので、七五三の時期の土日祝日は混雑します。平日がおすすめですが、小学生だと平日は休みにくいと思います。うちの7歳の子は小学校の秋休み中に、私がそれに合わせて有給を取得して平日にやることができました。3歳、5歳の子供がいるご家庭は、平日が空いていておすすめです。