岐阜市で毎年開催されている「ぎふ長良川鵜飼」が、2018年もいよいよ開幕します。
開催時期は5月11日~10月15日までと決まっており、期間中は大雨などで川が増水しているときや、中秋の名月(9/25)を除き、毎日開催されます。
毎年10万人を超える方が観覧船に乗っており、岐阜市の一大観光スポットのひとつとなっています。
「ぎふ長良川鵜飼」に関する疑問点などは『ぎふ長良川鵜飼 割引は?開始時間は?雨でもやるの?等々、疑問を一気に解決!』にまとめてありますので、一度ご覧いただければと思います。
近年インバウンド需要の拡大によって、鵜飼にも外国人観光客が増えていて、外国人向けのサービスは拡大しているようですが、今年2018年は、県内の子育て世帯を対象にお得なサービスがあったり、女性をターゲットにした面白そうな取組みがありますのでご紹介します。
1.県内の子育て世帯への割引など
昨年は、ぎふ長良川鵜飼を観光した人数が増えてはいますが、県内からのお客さんが減ったそうです。
そのため、外国人客のほか、県内からの客を主要なターゲットとして、県内に住む子育て世帯への割引などを行うとしています。
具体的には、岐阜県の子育て家庭応援キャンペーンで支給される「ぎふっこカード」を見せれば、大人1人につき300円を割引き、小学生以下の子供にはストラップやピンバッジなどのオリジナルグッズがプレゼントされるそうです。もともとの乗船料は以下のとおりです。
【乗合船】
出船時間 | 大人(中学生以上) | 小人(3歳以上小学生以下) | |
18:15 | 3,400円 | 1,700円 | |
18:45、19:15 | 土日祝 | 3,400円 | 1,700円 |
平日 | 3,100円 | 1,700円 |
2.女性向けサービス(「女子会」専用船)
ぎふ長良川鵜飼が開催される場所の付近には、長良川温泉があります。この長良川温泉は、2017年温泉総選挙 女子旅部門で堂々の1位を獲得しています。それを記念して、2018年は「女子旅クルーズ」と称して、毎月1回プレミアムフライデー(第4金曜日)と10月12日(金)に女性専用船が運航されます。
船の中も特別仕様で、美濃和紙を使ったランチョンマットや、岐阜市の伝統工芸品である「岐阜提灯(ちょうちん)」で彩られるようです。
【内容】
運航日(すべて金曜日) | 5/25、6/29、7/27、8/31、9/28、10/12 |
参加料金(中学生以上の女性) | 1人5,500円(弁当、鮎の塩焼き、お茶、乗船料) |
定員 | 各回16名(4名参加から運航) |
申込先(電話またはWeb) | 岐阜市観光コンベンション協会 |
まとめ
近年は外国人観光客にばかり目が行きがちですが、やっぱり日本人の観光客をもっと増やしたいところですね。
地元の人って意外に行ったことがないっていう方いますよね。今年のように、地元民をはじめ、日本人を呼び込むアイデアはいいと思います。
特に、子供にも岐阜市の誇るべき鵜飼に関心を持ってもらうため、子育て世帯をターゲットにしたのはいいと思うし、僕もまた行きたいなと思います。
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